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「富士山のふもと　しあわせを実感できるまち　ふじ」を目指し、厳しい経済財政状況ですが、事業見直しを進め、未来に向けて安心して暮らせるまちづくり、にぎわいと活力ある産業都市づくりに重点を置いた『健やか安心　活力アップ予算』を編成しました。

一般会計予算額は過去最大
822億円

- 写真あり -
( 写真説明 ) 母親と幼児

-図表あり-
（図表説明）前年度予算（一般会計・特別会計・企業会計）との比較

◆一般会計
　福祉や道路、教育など、行政の基本的な事業を行うために設けられた会計

-図表あり-
（図表説明）歳入・歳出円グラフ

◆予算は過去最高額
　平成23年度の予算規模は、平成22年度に比べ一般会計が2億円の増加となる822億円、企業会計を含む特別会計が707億1057万円、合わせて1529億1057万円となっています。予算全体では、平成22年度当初予算に比べ2・0％増加しています。
　一般会計予算の歳入のうち、市税の総額は、461億7850万円で、平成22年度に比べ970万円ふえています。これは、家屋の新増築による固定資産税の増収と、企業収益の回復傾向により法人市民税の増収が見込まれることによるものです。
　しかし、平成21年度と比べると法人市民税は92パーセントにとどまり、また、個人市民税についても、不況による企業業績の悪化が個人の所得減少につながっていて、大幅減収になっています。

◆自主財源比率は69・5％
　自主財源とは、市税や公共施設の使用料、住民票の発行手数料など市独自に収入することができるお金のことです。市民や企業の皆さんが納める税金が、自主財源のうち8割以上を占めています。
　平成22年度に比べ、自主財源比率は、2・1ポイント低下したものの、富士市は他市と比べて自主財源比率が高く、自立度が高い自治体と言えます。

◆特別会計
　市が特定の事業を行う場合や、特定の収入をもって特定の事業の費用に充てるために設けられた会計

国民健康保険介護保険の給付が15億円増加
予算額　517億9,716万円
　富士市には19の特別会計があります。
　ただし、表中では内山特別会計ほか、10の会計（旧今泉・一色・神戸・今宮、須津山、鈴川財産区など）を省略してあります。

-図表あり-
（図表説明）特別会計ごとの予算額の表

◆企業会計
　独立採算を原則とする事業を行うために設けられた会計

予算額　189億1,341万円　
病院事業 141億41万円
中央病院は、市民の皆さんに、安全でよりよい医療を提供し、医療の向上に努めます。

水道事業 48億1,300万円
安全でおいしい水道水を安定的に供給するため、施設の整備や更新を進めます。

■本年度の新規事業■
（一部抜粋）
●火災・地震などの災害及び救急活動強化のための整備
　1億2,536万円
●ヒブ、小児肺炎球菌ワクチン接種に対する助成拡充
　1億　720万円
●子宮頸がん予防ワクチン接種に対する助成
　1億6,008万円
●周産期医療体制の充実に向けた中央病院施設整備事業
　9,800万円
●富士川楽座施設改修事業　
　2億7,242万円
●学校ＯＡ化推進事業
　1億8,574万円
●富士市立高校の開校　　　　　　　
　2,655万円

◆新規借入債は償還元金以下に抑え、市債残高を圧縮
　国や金融機関から長期にわたってお金を借りる市債は、将来にわたって利用される道路や建物などの整備資金を、将来の世代の人たちにも負担してもらうものです。
　平成23年度の市債は、58億5010万円で、平成22年度に比べ1億7140万円の増加となります。新規借入債は償還元金以下に抑えていて、平成23年度末の市債残高は681億5325万円で、平成22年度末に比べ2億4188万円減少する見込みです。

◆歳出を市民1人当たりに換算してみると
※平成23年3月1日時点の人口（26万1574人）をもとに計算してあります。
○民生費　10万1056円
○土木費　4万3865円
○衛生費　3万3907円

さらに詳しい内容は、市ウェブサイトでごらんいただけます。
■問い合わせ　財政課■
電話　55-2725 ファクス　53-0909
Eメール　zaisei@div.city.fuji.shizuoka.jp