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　富士市国民健康保険に1年以上加入し、国民健康保険税を完納している20歳以上の人は、4月1日以降に下記の検査機関で人間ドック・脳ドックを受診するとき、国民健康保険から助成が受けられます。

- 写真あり -
( 写真説明 ) MRIのイメージ写真


●対象
・検査日からさかのぼって1年以上富士市国民健康保険の被保険者で、検査日まで引き続き加入している人
・平成23年4月1日時点で、満20歳以上で、後期高齢者医療制度に該当しない人
・国民健康保険税を完納している人

●検査項目
　（下記検査機関共通のもの）
◆人間ドック　
　身体計測、血圧測定、腹部超音波検査、心電図検査、眼底検査、肺機能検査、胸部X線検査、上部消化管検査、血液検査、尿検査、便潜血検査
◆脳ドック
　MRI・MRA検査、身体計測、血圧測定、心電図検査、胸部X線検査、眼底検査、血液検査、尿検査

★後期高齢者医療保険の被保険者も、国民健康保険被保険者と同額の自己負担で人間ドック・脳ドックを受けることができます。詳しくは、国民健康保険課にお問い合わせください。
電話55-2754

●申し込み方法
（1）左記の検査機関に国民健康保険の助成を受ける旨を伝えて、予約をします（受診日は4月1日以降）。
（2）予約がとれたら、保険証と特定健康診査受診券（40歳以上で手元に届いている人）を持参して国民健康保険課へ助成の申請をし、助成券を受け取ります。
※特定健康診査受診券は5月下旬に発送予定です。
【助成の申請期間】
3月24日〜12月28日（土曜日・日曜日、祝休日は除く）8時30分〜17時15分
（3）受診日に助成券と保険証、自己負担金を持って受診してください。
※脳ドックは、平成21・22年度に助成を受けた人は申し込みできません。また、年度中は、人間ドックか脳ドックのどちらか一方の助成しか受けられません。
※40歳以上の人は特定健康診査・保健指導の対象です。特定健康診査の検　査項目は、人間ドック・脳ドックに含まれているため、各ドックを受診すると特定健康診査を受けたことになります。また、特定健康診査を受けると、人間ドック・脳ドックの助成は受けられませんのでご注意ください。

■検査機関一覧

※検査機関によって検査実施日や受け入れ人数、検査項目が異なりますので、予約の際にご確認ください（平成23年4月1日以降の受診が対象）。

- 表あり -
( 表説明 ) 人間ドック検査機関表
( 表説明 ) 脳ドック検査機関表


問い合わせ　国民健康保険課　電話55-2751　ファクス51-2521

富士市国民健康保険の厳しい財政状況

　国民健康保険は、病気やけがをしたとき、安心して医療が受けられるように、加入者が国民健康保険税を出し合って、お互いに助け合う制度です。
　国民健康保険制度は、加入者に納めていただく国民健康保険税と国・県・市の公費で運営しているため、保険税収入は重要な財源です。しかし、団塊世代の退職者の増加や急速な高齢化の進展、医療技術の高度化による医療費の増加などに伴い、保険給付費が膨らみ、厳しい財政状況が続いています。
　このような中、市はできる限り皆様の負担を抑制するため、税率を改正せず、平成18年度以降は一般会計から­繰り入れなどをして対応してきました。しかし、景気低迷による保険税収入の伸び悩みや医療費の増加などにより、さらに厳しい財政状況が予測されます。

ふえる一世帯当たりの医療費

　一世帯当たりの医療費は、平成17年度には約35万4,000円でしたが、ここ5年間で約12万5,000円増加し、平成21年度には約47万9,000円になりました。
　増加傾向は、今後も続くと考えられます。

- グラフあり -
( グラフ説明 ) ふえる1世帯あたりの医療費

ふえる保険給付費と変わらない国民健康保険税

　市が負担している保険給付費は年々ふえ続けています。平成21年度は約163億円となり、平成17年度と比較すると約34億円の増加となりました。一方、国保税は増加していない状況です。

- グラフあり -
( グラフ説明 ) 保険給付費と国保税の推移


　国民健康保険事業を健全かつ安定的に運営するため、やむを得ず平成23年度から国民健康保険税の税率を改正することにしました。
　加入者の皆様には、さらなるご負担をおかけすることになりますが、ご理解とご協力をお願いします。
※改正の内容について詳しくは、広報ふじ4月20日号でお知らせする予定です。

問い合わせ　国民健康保険課　電話55-2752