【広報ふじ平成22年】知識の楽園へようこそ 本を読むってこんなに楽しい! その1
知識の楽園へようこそ 本を読むってこんなに楽しい!
■ことしは国民読書年
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( イラスト説明 ) 国民読書年のロゴマークとキャッチフレーズ
皆さんは、右のロゴマークとキャッチフレーズをご存じですか?これは、国民読書年のロゴマークとキャッチフレーズです。ことしは読書年にちなんで、大人・子どもを問わず、読解力や言語力の向上のため、国民全体で読書をしよう、という取り組みが行われています。
これまで「本は読みたいけど、何を読んだらいいかわからない」と迷っていた人は、まず図書館を訪れてみませんか。
今回の特集では、本を読むことの楽しさや、本探しのポイント、図書館で活躍する団体を紹介します。
さあ、運命の一冊を求めて図書館を探検しましょう!
楽園ガイド その1 読書をするといいことあるの?
■小学生までの子ども
絵本の読み聞かせから得られるメリット
・子どもと保護者が本を通してコミュニケーションができる
・知らない言葉を覚えたり、言葉を獲得したりする手助けをしてくれる
・現実ではできないことを本の中で体験したり、空想の世界を楽しんだりすることができる
図書館では、幼児や児童を対象に「おはなし会」などを実施しています。
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( 写真説明 ) 中央図書館主査 福澤まゆみ
■中学生以上
読書から得られるメリット
・同じ本を読んだ人と共通の話題を通してコミュニケーションができる
・世代を超えて知識の共有ができる
・自分と違う生き方や、考え方を知ることができ、人生の糧となる
・豊かな自由時間を過ごせる
・想像力が鍛えられる
本を読むと自分の頭の中で、どこまでもイメージを広げることができます。
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( 写真説明 ) 中央図書館主査 水谷浩子
■インタビュー
本の数だけ楽しみがあります
「おはなし会」に参加している 福村純子(じゅんこ)さん 菜乃葉(なのは)ちゃん(厚原)
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1歳4か月の子どもと一緒に、中央図書館で行われている「おはなし会」に参加しています。家でも読み聞かせをしていますが、子どもが言葉をどんどん覚えていく様子がわかります。最近子どもは、擬態語や擬音語が好きで、ジャンプをするときに「ぴょん」と言ったり、歩くときに「パタパタ」と言ったり、自分で言葉をつくって楽しんでいます。
また、読み聞かせをすることは、私の楽しみでもあります。読み聞かせをきっかけに、私自身も絵本に興味を持ち、自分の世界が広がりました。また、絵本の数だけ、子どもとさまざまなコミュニケーションを図ることができ、とても充実した時間を過ごしています。
同じ絵本でも、読み方や読み手を変えると、その都度違った本の世界が広がり、何度でも楽しむことができます。今後も読み聞かせを続けて、子どもと一緒に本の世界を広げたいと思います。
■インタビュー
心豊かに潤いのある人生を
富士市図書館協議会会長 石川雅美(まさみ)さん(松岡)
- 写真あり -
私は、旅行と読書が昔から好きです。旅行に出かけるときにはいつも、準備として本を読み、その本を片手に舞台となった土地を訪れます。そうすると、本を読んでいたときには想像をめぐらせて楽しんでいた物語の一場面も、まるで自分が物語の主人公になったかのように、新たな視点で楽しむことができます。また、旅行の帰りには、自分へのお土産として、訪れた土地に関する本を買って帰ります。その本を読み返せば何度でもその土地の風景や、体験した出来事を思い出すことができるからです。
本にはたくさんの魅力があります。あるときには旅行のガイドブックになり、またあるときには違う生き方を疑似体験することで、自分の生き方を見つめ直す材料にもなります。さらに、時空を超えた想像の世界に思いをはせることもできます。だからこそ、幅広く読書を楽しみ、本が伝えてくれるさまざまな生き方や考え方を知り、心豊かに潤いのある人生を送ってほしいと思います。
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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