富士川花火大会は7月24日、富士川河川敷憩いの広場をメーン会場として開催された。午後7時30分に予告花火が10発打ち上げられると、司会者と来場者が一体となってカウントダウン開始。花火が2か所から打ち上げられるとあちらこちらで歓声が上がった。
ことしの花火大会は「富士川の合戦」をテーマとした光と音の競演が見どころ。富士川を舞台として、源氏と平氏がにらみ合った歴史絵巻を、夜空に散る花火・音楽・効果音で表現した。途中、メモリアル花火が打ち上げられ、恋人や家族・同僚に向けたメッセージが会場に響くと、来場者もまた温かい笑みを浮かべた。
会場には、家族連れなど多くの人が訪れていた。沼津市から花火を撮影に来ていたカメラマンは「富士山と水管橋、富士川そして花火が一緒に撮影できたら最高だね。来年も来たいよ」と笑って会場を後にした。
スターマインや仕かけ花火、直径が200メートルにもなる一尺玉も打ち上げられ、富士の夜空に大輪の花を咲かせたことしの富士川花火大会。花火に照らされた来場者の顔には、花火よりも鮮やかな表情が浮かんでいた。
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( 写真説明 ) 花火ロードから花火を見上げる和田さん家族(森島)。その顔は花火色に染まっていた。
( 写真説明 ) 富士市街地を彩る花火
( 写真説明 ) 会場を盛り上げた司会者。会場が一体となったカウントダウン
( 写真説明 ) 富士川中州で花火を最終確認する花火師
( 写真説明 ) 歓声が上がる富士川河川敷憩いの広場に設けられた桟敷席
メモリアル花火に思いを込めて 大場芳幸(よしゆき)さんから家族へ
「ありがとう」の気持ちを込めた花火を、家族に内緒で上げました。少し恥ずかしかったけれど、家族が喜んでくれて本当によかったです。みんな、いつもありがとう。これからもよろしくね。
・妻の素江さんから芳幸さんへ
びっくりしましたが、感動はそれ以上でした。花火きれいだったよ。
・娘の隆世さんから芳幸さんへ
お父さんありがとう。これからも家族みんなで仲よく頑張ろうね!
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( 写真説明 ) 大場さん家族