【広報ふじ平成22年】9月20日はバスの日
「バスの日」って?
明治39年9月20日に、日本で初めて京都市で乗合バスが走りました。この日を記念して9月20日を「バスの日」としています。
「いつでも、どこでも、みんなのバス」バスの日にちなみ、みんなでバスのことを考えてみませんか?
○富士市の路線バスの現状
富士市では、マイカーの急激な普及に反比例するように路線バスの利用者が減少しています。今から30年前(昭和56年度)の路線バスの利用者は、年間約950万人でしたが、平成20年度には約170万人に減少してしまいました(グラフ参照)。
- グラフあり -
( 表説明 ) 市内路線バスの推移
○地域で支える「暮らしの足」
「地域の『暮らしの足』は地域で守る」というのがこれからの公共交通の考え方です。その際、行政の負担は不可欠ですが、それぞれの地域でもバスの必要性を検討し、必要であれば「経費の一部を地域で負担してでも確保する」ということがコミュニティバスの考え方です。
○コミュニティバスの現状
現在、市内8地区でコミュニティバスを運行しています。しかし、利用者が少なく、運賃収入だけで経費を賄うことができないのが実態です。こういったバス路線に対し、市は欠損を補てんし、路線を維持しています。
○みんなの乗車がバスの未来をつくる
バスは利用者が多くなれば収入がふえ、路線を継続できるようになります。富士市では、市民1人が1年間に1回バスを利用するだけで、市が補てんしなくても現状の路線を維持することができます。
今後、高齢化が一層進む中で、地域の皆さんの「暮らしの足」として公共交通が果たす役割はますます重要になってきます。
バスの日をきっかけに、今一度公共交通について考えてみませんか?
行ってみよう!!バスの日のイベント
公共交通機関として重要な役目を担っているバスについて、市民の皆さんに理解と関心を深めてもらうため、「バスの日」のイベントを行います。
とき/9月20日(月曜日)敬老の日 9時〜15時
ところ/中央公園多目的広場(小雨決行)
内容/
・バス車両の展示
・関連グッズの販売
・バスの乗り方教室
・バスミステリーツアー (1)10時(2)11時(3)13時(各便とも9時30分から受付開始)など
問い合わせ/
富士急静岡バス 電話 71-2495
都市計画課 電話 55-2904
台風・豪雨の際は、前日19日(日曜日)18時に中止の決定をしますので、富士急静岡バスに確認してください。
問い合わせ
都市計画課 電話 55-2904 ファクス 51-0475
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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