【広報ふじ平成22年】災いを防ぐ「防災」 あなたがやらずに誰がやる?
東海地震は、近い将来発生する可能性が非常に高いと予測されています。東海地震が発生した場合、市内の想定震度は6弱から7とされています。
でも「自分だけは大丈夫」そう思っていませんか?
世論調査から見る富士市民の防災意識(平成21年度実施 世論調査から)
東海地震への関心は高い
【東海地震への関心】
- 図表あり -
( 図表説明 ) 東海地震への関心についての円グラフ
約半数の世帯は家具類の固定を実施していない
【家具類の固定の実施】
- 図表あり -
( 図表説明 ) 家具類の固定の実施状況についての円グラフ
家具類の固定を実施しない理由の約半数以上が手間や費用がかかるから
【家具類の固定を実施しない理由】
- 図表あり -
( 図表説明 ) 家具類の固定を実施しない理由についての棒グラフ
身近な地震対策 まず家具類の固定から
平成21年度に実施した世論調査の結果では、家具類の固定をしていない家が、全体の約4割もありました。
家具類の固定は、家庭でできる手軽で重要な地震対策です。これを機会にぜひ、家庭で実施してください。
■家具固定は手間がかかる?
簡単です!2〜3時間あればたんす1さおは固定できます。もし地震でたんすが倒れ下敷きになったら…危険なだけでなく片づけも大変です。
■家具固定は費用がかかる?
固定器具は1,000円くらいからあります。家具が倒れてけがをしたり、出入り口がふさがれたりしてしまい、最悪の事態になることも予想されます。それでもあなたは、高いと思いますか?
- イラストあり -
( イラスト説明 )家具類の固定の方法
■災害時をイメージしてみましょう
9月1日水曜日午前6時、東海地震が発生しました!
あなたのイメージは、Aさん、Bさんのどちらに近いですか?
Aさんのイメージ
1 寝室で寝ていたが飛び起きた。家具が転倒したが、けがをしなかった
2 家族全員の無事を確認
3 近所の人と協力して、半壊している家屋から出られない人の救助に当たった
Bさんのイメージ
1 寝室で寝ていたが、家が半壊していて身動きがとれなくなった
2 家族全員の無事を確認できない
3 1時間後、近所の人の協力もあって、半壊した自宅から救助された
Aさんのイメージは模範的なイメージではありません。しかし、Bさんのように「自分が救助される」とは考えにくいものです。たとえ寝室に家具があっても、Aさんのように家具が転倒しても何とかなる、と考えがちです。だれでも自分にとって都合の悪いイメージは持ちたくありません。
被害を防ぐためには、自分にとって都合の悪いことや、最悪の事態も考える必要があります。そして、それに備えて、地震が発生する前に、家具類の固定をするなど、身の回りの安全対策をすることが、自分や家族の命を守る一番の防災です。
身近な地震対策 防災訓練に参加する
平成22年度富士市総合防災訓練
●訓練設定時刻 9月1日(水曜日)
7時10分 東海地震注意情報発表
8時30分 東海地震予知情報発表(警戒宣言発令)
9時30分 地震発生(1日経過後の9月2日の発生を想定)
11時30分 訓練終了
※当日は訓練の同報無線を放送します。
各自主防災会で計画している防災訓練に参加しましょう。
※訓練開始時間など詳しくは、各自主防災会へ。
●会場型訓練 8月29日(日曜日)
ことしは富士駅南地区で実施します。
時間/午前8時30分〜11時30分
ところ/富士第二小学校グラウンド
ここにも注目!
9月1日(仮称)富士市防災ポータルサイトを開設します
東海地震などの大災害が発生したときには、被害状況や支援の情報など、正確な情報をお知らせすることが非常に重要です。市は、迅速にわかりやすく情報を発信するため、大災害が発生した場合、市ウェブサイトのトップページを災害時専用のトップページに切りかえて対応します。
また、平時はこのページを「(仮称)富士市防災ポータルサイト」として運用します。
9月1日の総合防災訓練では、実際にトップページを災害時専用ぺージに切りかえ、東海地震発生を想定した情報発信訓練を行います。
問い合わせ
防災危機管理課
電話:55-2715 ファクス:51-2040
Eメールbousai@div.city.fuji.shizuoka.jp
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp