【広報ふじ平成22年】日本一子育てしやすいまちを目指して
子どもたちの健やかな成長を願って策定された「富士市次世代育成支援計画」の実績と今後の目標について紹介します。
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( 写真説明 ) 保育ママ制度を利用して遊ぶ子ども
富士市次世代育成支援計画 後期計画を策定しました
■富士市次世代育成支援計画
市は、生まれ育つすべての子どもたちが、明るく生き生きと生活できる環境をつくるため、平成17年3月に「次世代育成支援計画」を策定しました。この計画は10年計画で、平成17年度から平成21年度までを前期計画、平成22年度から平成26年度までを後期計画として、行動計画を定めています。
■後期計画を策定しました
平成21年度に前期計画期間が終了したため、これまで取り組んできた前期計画の見直しを行い、後期計画を改めて策定しました。
主な事業の、前期計画の実績と、後期計画の方向性や新規取り組みについては、下表のとおりです。
目標達成に向けて、引き続き子育て家庭への支援や、子どもが健やかに育ち、自立することができる環境づくりをはじめ、子育て支援のさらなる充実を目指していきます。
■富士市次世代育成支援計画 基本目標
目標1
子どもが主役!
子どもの権利の保障と自立を応援する環境づくり
目標2
まずは家庭での子育て!
子育てをがんばるすべての家庭を応援する環境づくり
目標3
支えます。地域でも!
子育てを地域全体で支える環境づくり
- 図表あり -
( 図表説明 ) 次世代育成支援計画の実績と目標
後期計画の重点事業
■子どもや母親の健康の確保
安心して妊娠・出産・育児ができ、母子ともに健やかな生活が送れるよう、各種保健事業の充実を図ります。
【具体的な取り組み】
(1)妊娠期、新生児期及び乳幼児期を通じて母子の健康が確保されるよう、次のことを充実します。
・妊婦健康診査
・お母さんお父さん教室
・乳児家庭全戸訪問
・乳幼児健康診査での保健指導
(2)親の育児不安の解消などを図るため、次のことを実施します。
・乳幼児健診の場を活用した情報提供や親への指導
訪問指導事業を充実させます!
子育てをしている人の孤立化を防ぐため、平成19年度から「こんにちは赤ちゃん事業」(乳児家庭全戸訪問)を実施しています。これは、生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問し、子育て支援に関する情報を提供しながら、不安や悩みを聞き、養育の状況や環境を把握して、適切な助言を行う事業です。
□インタビュー 訪問してもらいました!
中谷 由美さん 俊介ちゃん(新橋町)
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●悩みも相談できて気持ちが楽になります●
子どもが産まれたばかりで外出もできず、不安な気持ちになるときもありますが、訪問してくれる人と話をすると安心します。
□インタビュー 赤ちゃん訪問中!
保健師 渡邉 久仁江(写真右)
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●何でも話してください●
赤ちゃんの体調のことや、ふれあい方など、子育てを
しているときに感じるささ
いなことでも構わないので、気軽に話してください。
■思春期保健対策の充実
心や性に関する正しい知識の普及を図るとともに、喫煙や飲酒などに関する教育、思春期の継続的な支援体制の充実を目指します。
思春期保健体験講座を拡充します!
中・高校生に対する、乳児とのふれあい体験や、妊婦体験、健康学習を実施します。講座を通して生命のとうとさへの気づきや、将来子育ての当事者になることの自覚、性の受容を促し、自分や他人を思いやる気持ちを持てるようにします。
■子育て支援サービスの充実
保育園の定員などにより入園できない待機児童の解消に向けて、家庭的保育、一時預かり、子育て短期支援事業の充実や認可外保育所への支援制度の導入など、保育サービスの強化を図ります。
保育ママ制度の環境整備を推進します!
待機児童の解消や、多様な保育需要に対応するために家庭的保育事業(保育ママ制度)を実施しています。保育ママ制度は、市の委託を受けた保育ママが、自宅などで児童を預かる事業です。
★保育時間は?
月曜日〜土曜日(祝休日・年末年始を除く)
※保育ママの定めた時間内で
原則1日8時間です。
★対象となる子どもは?
3歳未満の保育に欠ける児童で、入所の要件は保育園と同じです。
★保育場所・定員は?
防災、安全、衛生面などに配慮した、保育ママの自宅などの保育専用室で、保育ママ1人に対し最高3人までの児童を保育します。
★保育料・費用は?
保育料 富士市保育料徴収額表の該当額の8割に相当する額
(保護者の所得により異なります)
延長保育料 1日の保育時間が8時間を超えた場合は1時間につき200円。
その他費用 食費などの実費
平成22年度の保育ママには、11人が登録しています。問い合わせはこども保育課まで。
□インタビュー 保育ママ 伊藤 朱美さん(今泉)
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●地域ぐるみの子育てを目指して●
いろいろな人に見守られて子どもが育つよう、保育ママは市・地域・保護者と連携して活動をしています。
保育ママ制度を、もっと多くの皆さんに知ってほしいと思います。ぜひ、お近くの保育ママの活動を見学に来てください。
問い合わせ
●次世代育成支援計画に関する問い合わせ●
子育て支援課
電話:55-2731
ファクス:51-0247
●母子保健事業・思春期保健に関する問い合わせ●
健康対策課
電話:64-8994
●保育ママに関する問い合わせ●
こども保育課
電話:55-2762
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp