【広報ふじ平成22年】家庭から緑と花をふやそう
家庭から緑と花をふやそう ガーデニングを始めませんか
新緑の季節になりました。市内を散歩していると、工夫を凝らした色とりどりのお宅の庭を見かけ、思わず足をとめてしまうことはありませんか?
今回は、そんなすてきな庭のお宅の紹介と、これからガーデニングを始めたいと思っている人へアドバイスをします。
★昨年度ガーデニングコンテストで金賞を受賞した
鈴木 敦子さん(天間)
5年前、仕事をやめてから本格的にガーデニングを始めました。フジは知人から譲り受けたもので、毎年春になるときれいな花を咲かせてくれます。
庭の手入れに毎日1時間以上はかかりますが、足腰の強化も兼ねて続けています。花の気持ちになって、話しかけながら肥料や水をやっていますね。毎朝、きれいな花が迎えてくれるのがとても楽しみです。
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( 写真説明 ) 鈴木敦子さん宅の庭園
★庭いっぱいに色鮮やかな季節の花を咲かせる
一ッ山 力男さん(比奈)
ガーデニングは、妻が始めましたが、私も物づくりが好きなので手伝うようになりました。クリスマスローズやビオラなどを長年大事に育てていて、毎年きれいな花を咲かせてくれますよ。
また、雨水をためて使ったり、適量の水が出るようにペットボトルに穴を開けてじょうろをつくったりとお金をかけないように楽しみながら工夫しています。
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( 写真説明 ) 一ッ山力男さん宅の庭園
★山野草を中心に時間をかけて大切に育てている
鈴木 良子さん(松岡)
子どものころから花が大好きで、もらった種を花壇に植えていました。
私は、花を観賞するだけではなく、一つ一つ違う葉や種の形を観察するのが大好きです。山野草など地味で花の咲く期間が短いものでも、ゆっくりと成長していくのがわかるので育てていて楽しいです。家の前を通る保育園児たちも、とても喜んでくれるので、励みになりますね。
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( 写真説明 ) 鈴木良子さん宅の庭園
★バラを中心に庭いっぱいに華やかな花を咲かせる
横山 幸子さん(大淵)
12年前、「富士ばら会」に参加してみようと思ったのがきっかけでバラを中心にガーデニングを始めました。
苗木は、「緑と花の百科展」で無料配布しているものをいただいて育てています。毎年ちゃんと花を咲かせてくれるので、皆さんもぜひ育ててみてください。
毎日の水やりや花がら摘みなどは大変ですが、その積み重ねによって、美しい花を咲かせてくれます。
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( 写真説明 ) 横山幸子さん宅の庭園
ガーデニング初心者向けアドバイス
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( 写真説明 ) 地域を緑や花でいっぱいにするための活動をしている斉藤勝江(富士岡)さん
私は、各家庭の庭が花や緑であふれるように、鈴木良子さん(2ページ右下)と一緒に市主催のオープンガーデン講習会講師を務める傍ら、すてきな庭探しをしています。
ガーデニングは、知恵と工夫があふれ、道行く人がふと振り返るような「のぞいてみたくなる庭」にしていってほしいです。
●全体を通してのアドバイス●
○店頭販売の苗は、丈を詰めてあることが多いので、時間をかけて育てながら成長する姿 を確かめましょう。
○水やりは、1鉢ずつの乾き具合を見ながらじょうろでやりましょう。
○散った花がらは、小まめに摘んで株の清潔を保ち、新芽を早く出させましょう。
●庭に植栽場所がある場合●
○まずは、庭の草取りや、片づけをしましょう。意外とスペースがあることに気づきま
す。
○植える花が引き立つ場所を選び、何株かをまとめて植えましょう。
○宿根草のように、休眠期のあるものは、植えたものがわかるように名前を書いた札を挿 しましょう。
○自分の好きな花しか目に入らない場合が多いので、庭全体の写真を撮って、緑や木々と のバランスを考えましょう。
●庭に植栽場所がない場合●
○花や鉢を同じものにすることで、たくさんの鉢を置かなくても、花は十分に主張してくれます。
○美しい形の鉢は、一鉢一鉢を離して置いたほうが引き立ち、形のそろわない鉢は、花で隠れるように置きます。
○花を一列に並べるより、高低差やゆるやかな傾斜をつけましょう。
○ハンギングバスケットや寄せ植えなどで空間を埋めると変化が生まれます。
○目線を花の高さに合わせて見る習慣をつけると病害虫に早く気づくことができます。
★家族みんなが庭を利用することも考えて、それぞれのお宅に合ったガーデニングをしましょう。
吉永花コミュニティ(渋脇町) 花色に染まるローラー作戦
渋脇町(富士岡)の隣の花守町(富士岡)では、花々が咲くプランターを100基置き、花通りにしています。
それに刺激されて渋脇町でも、10年前から各家庭の前にプランターを置いて水やりをしたり、有志の家族で花壇の植えつけをしたりしてきました。
今では、各家庭で色とりどりの花が植えられたり、工夫を凝らした飾り方をしたりして、道行く人を楽しませています。
一軒一軒の花が線でつながり、地域が花色に染まっていきます。
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( 写真説明 )
渋脇町フラワーロードの花壇の写真3枚
自宅前の道路沿いに花壇をつくり、道行く皆さんに花を楽しんでもらっている鈴木照子さん、安彦さん(富士岡)
ガーデニングコンテストに応募しませんか?
毎年写真によるガーデニングコンテストを開催しています。
あなたの自慢のお庭で一番よいと思われる時期に写真を撮って応募してください。
現地審査はありませんので、気軽にお申し込みください。
○対象 市内の一般家庭の庭、集合住宅のベランダ
○応募方法 申込用紙(みどりの課で配布)に必要事項を記入の上、写真L版1枚(データ でも可)を添えて提出
○提出期限 7月31日(必着)
○提出先 富士市役所みどりの課
※木や草花などが主な審査対象です。ガーデニングアクセサリーなどは付属品とみなしま す。
緑いっぱい花いっぱいのまちづくり。それは、各家庭から始まり、市内全体に広がっていきます。
まずは、身近なところから緑や花を育ててみてはいかがでしょうか?
問い合わせ
みどりの課 電話 55-2793 ファクス53-2772
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp