富士市 FUJI CITY Official Site

　市は現在、だれもが安心して社会参加や子育てができるまちづくりを推進するため、公共施設・民間店舗などの「バリアフリー」情報を取りまとめた「バリアフリーマップ」を作成しています。


■どんな地図なの？
　情報のある施設や店舗が、地図上にアイコンで表示されます。
　それぞれのアイコンをクリックすると、その施設や店舗に車いす用のトイレがあるかなどの情報や写真が一覧で表示されます。

- 写真あり -
( 写真説明 )現在、公開している市ウェブサイトの地図情報「ふじタウンマップ」

■マップに掲載する情報
　約50種類の情報を、絵文字で掲載します。
※現在作成中のため、絵文字は変更する場合があります。

- イラストあり -
( イラスト説明 )作成中の絵文字　「障害者用駐車スペース」「音声対応エレベーター」「音声による情報案内」「視覚障害者用点字誘導ブロック」ほか

■オストメイト対応トイレ
　オストメイトとは、病気や事故で、腹部に人工肛門や人工膀胱を備えた人のことです。
　装着した袋にたまった排せつ物を洗浄するトイレが必要です。

■点字ブロック
　目の不自由な人は、白いつえで点字ブロックを頼りに歩きます。点字ブロックの上に自転車などが置かれていると、そこにぶつかってしまう恐れがあり、とても危険です。
　点字ブロックの意味を理解し、それを遮る物は置かないようにしましょう。

■歩行が困難な人のための駐車場
　自動車は、体が不自由な人にとって大切な移動手段。公共施設や店舗などにある車いすマークなどのついた駐車場は、歩行が困難な人のために設置されたものです。特に、車いす利用者は、自動車の乗り降りの際、ドアを大きく開けて車いすに乗り移るため、広いスペースが必要です。
【利用対象者】
　歩行が困難な人（障害のある人、高齢者、けがをしている人、妊娠している人、難病者など）

　あなたのお店の情報を掲載してみませんか？掲載料は無料！

■マップに情報を掲載するまで■　
1.掲載を希望する店舗は、電話またはファクス・Ｅメールで障害福祉課へ申し込む

2.障害福祉課から送られてくる調査書を記入し、「チャレンジド・ふじ」へファクスなどで送る

3.「チャレンジド・ふじ」から調査日を決める連絡がある

4.調査の実施

5.バリアフリーマップに情報掲載

　私たち「チャレンジド・ふじ」は、障害福祉課から依頼を受け、6年前から、さまざまなお店を調査してきました。これまでの調査で、スロープや車いす対応トイレがあるか、入口は自動ドアなのか引き戸なのかなど、障害者が外出するのに有効な情報が、約270件集まりました。
　スタッフは障害当事者なので、私たち自身が外出時にあらかじめ知りたいと思う情報を提供していきたいと考えています。
　障害がある人にとって、初めての場所に外出するのはとても勇気のいることです。「段差があるのではないか」など、ちょっとしたことが気がかりで、外出をためらう人もいます。
　設備が整っていなくても、お店の人が気軽に声をかけてくれたり、手を貸してくれたりする情報もあわせて提供できれば、それだけ障害者の外出する機会をふやすきっかけになると考えています。
　また、高齢者や妊娠している人などにも便利なマップになるよう、現在作成しているバリアフリーマップの調査をしていきたいと思っています。
　お店の皆さん、ぜひ、情報提供にご協力ください。

- 写真あり -
( 写真説明 )バリアフリーマップ情報を調査する、障害者自立生活センター　チャレンジド・ふじ

(1)あなたのお店の情報をバリアフリーマップに掲載する。
(2)町中で困っている人を見かけたら、声をかけたり手を貸したりする。

　あなたのできることは何ですか？バリアフリーのまち。それは、私たち次第なのかもしれません。

問い合わせ　障害福祉課
電話:0545-55-2759　ファクス:0545-53-0151
メールアドレス:fu-syougai@div.city.fuji.shizuoka.jp