【広報ふじ平成21年】まちかどネットワーク
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見ごろ食べごろ
食物繊維が多く、風味豊かな
イチジク
8月下旬から最盛期を迎えているイチジク。収穫は10月下旬まで続き、この時期にイチジク畑を訪れると熟れた甘い香りがあたり一面に漂っています。
現在市内に15軒あるイチジク農家。田子や島田など市内各地で生産され、平成18年ごろから徐々に生産者がふえてきました。
イチジク農家の渡邉武美さん(鮫島)は「私は5年前、生涯の仕事として農業を始めました。何を栽培しようか悩みましたが、比較的育てやすいと感じたイチジクに決めました。でも、最盛期は私一人の手では足りず、家族に収穫を手伝ってもらうこともあります。
我が家のイチジクは1本の木から20の枝が伸び、1枝からは約20個とるようにしています。収穫は、毎日5時と16時の2回。富士でとれたイチジクは主に関東地方に出荷されています。市内では農家が直売するか、産直市で売られています。
イチジクは熟れてくると頭の皮が張ってきて、裂けてしまいます。裂けるのは、甘みがのった証拠です。その甘みを皆さんに味わってほしいですね。生産者の喜びは皆さんにおいしいと言ってもらえること。私の孫たちも、毎年私のイチジクを楽しみにしてくれています。
おいしいイチジクの見分け方は、赤くつやがあってやわらかく、頭が少し裂けているかどうか。皮は、ナイフでおしりに切り込みを入れ、おしりから頭に向かってむくとむきやすいですよ」と教えてくれました。
ことしの秋は、市内でとれたイチジクを味わってみませんか。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 食べごろのイチジクはつやがあり、頭が裂けてきます
市長への手紙から
市は「市長への手紙」を設け、市政についてご提言やご意見をいただいています。
今回は、8月11日の地震後、「なぜ富士市の震度はすぐに発表されなかったのか」「震度4より大きく揺れた気がする」など、多く寄せられた「富士市の震度」について回答します。
■市長からの回答
市には、県が設置して管理している計測震度計が3か所あります。震度データは、地震発生直後に県や気象庁に自動的に送られ、気象庁が発表し、テレビなどで報道されます。
気象庁は、今回の地震で、地震発生6分後の5時13分に、消防防災庁舎と県富士総合庁舎では震度4、旧富士川町役場の観測点を未受信と発表しました。
旧富士川町役場の観測点は、県が今年度、通信接続工事をする予定でしたが、まだ完了していなかったので震度データが送信されませんでした。
NHKなどで富士市の震度の発表がおくれたのは、各市町村の最大震度を出す際、未受信の観測点で大きな揺れがあったと推定し、エラーとなり表示されなかったためと考えられます。後日、旧富士川町役場の計測震度計を確認したところ、震度4でした。
この件に関し、市は、NHKに対して、震度速報の欠落がないよう申し入れました。県に対しては、工事の早期完了を要望したところ、早急に新たな計測震度計を設置するとの回答がありました。
また、震度の発表は、あくまでその地点での揺れの強さをあらわすもので、市全体の揺れの強さをあらわすものではありません。地質や地盤の構造などから場所によって数値が異なります。富士宮市は、野中の観測点で震度5強でしたが、富士宮市役所では震度4、井之頭では震度3でした。
市内を被害調査した結果、かわらが落ちたり、ブロック塀が倒壊していたりという被害があった場所は、震度5弱の強い揺れだったと推定しています。
●問い合わせ 防災危機管理課 電話55-2715 ファクス51-2040
- 写真あり -
( 写真説明 ) 地震発生後、市役所に設置した災害対策本部
添付ファイル
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