富士市のものづくりを支え、次代に技術・技能を伝承するその道の名人、ふじマイスター「匠人」。
今年度は、食肉加工品製造工の佐野友俊さんと佐野弘行さんが「匠人」に認定されました。
友俊さんは独学でハムソーセージづくりを始めました。選び抜かれた材料をぜいたくに使い、さらにシイタケなど地元の食材を取り入れ、創意工夫を凝らした製品を生み出しています。その技術は世界でも認められ、オランダやドイツで行われた技術コンテストで日本人初の金メダルを受賞しました。
弘行さんは、兄の友俊さんのハムソーセージづくりの熱意に感銘を受け、一番弟子になりました。 2006年にドイツで行われた技術コンテストでは国際部門で総合優勝し、念願のインターナショナルチャンピオンに輝きました。
2人は後進の指導にも力を注ぎ、講習会で講師を務めるなど食肉加工技術の発展に寄与しています。
※マイスターはドイツ語で「親方、名人」を意味します。
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( 写真説明 ) 平成21年度 ふじマイスター「匠人」
佐野 友俊さん(兄、写真左)弘行さん(弟、写真右)(南松野)
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( 写真説明 ) 認定証贈呈式
問い合わせ 商業労政課 電話55-2778 ファクス51-1997