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【広報ふじ平成21年】今地震が起きたら、あなたはどうする?その1

今地震が起きたら、あなたはどうする?
 皆さんは、日ごろから、地震に対する備えをしていますか?もし、今地震が発生したら…。今回は、地震対策について特集します。

地震が起きたときを想定してみよう!

 地震が発生したときは、まず自分の命を守ることが最優先です。
 しばらくして揺れが小さくなったり、おさまったりした後、どのように行動しますか?
 ここでは、自宅にいた場合を想定し、地震発生からの行動を紹介します。

地震発生 震度6弱以上を想定

●地震発生●

  • 机などに頭から潜り込み、身を守ろう
  • 大地震のときは、潜り込んだ机も揺れてしまいます。机の足をしっかり押さえましょう
  • 激しい揺れが1〜2分続くこともあるので、慌てて外に飛び出さない
●揺れが小さくなったら●
  • 戸を開けて、出入り口の確保を!
  • 履物を履いて足を守りましょう
●揺れがおさまったら●
  • 火の点検と家族の安否確認をしましょう
  • 近所の様子を確認しましょう
  • 棚から物が落ちてきたり、テレビが飛んできたりするので、安全な場所で揺れがおさまるのを待ちましょう
  • 子どもが小学生や幼稚園児などの場合は、迎えに行くなど、それぞれの避難計画を把握しましょう
  • 火の手は上がっていないか
  • 家や家具などの下敷きになっている人はいないか
  • 地域のみんなで協力し合いましょう
  • 近所の安全な場所に避難しましょう
  • 避難は徒歩で。この際は身の安全が最優先。持ち物はできるだけ少なく
  • 自宅の被災状況を確認しましょう
●家が壊れていなかったら●
  • 自宅で生活をする
  • 最新の情報に注意を払いましょう
  • 余震が続くおそれがあります
  • 地震発生後、応急危険度判定士が全戸を調査します。外見上、壊れた箇所がなくても、危険だと判定された場合は指定の避難場所などへ行きましょう
  • 前もって、安全な近所の広場などを探しておきましょう
  • 電気のブレーカーを落とし、ガスの元栓をしめましょう
●家が壊れてしまったら●
  • 町内で決められた集合場所に集まりましょう
  • 自宅を離れるときは、家族の安否・行き先がわかるような看板や伝言メモを忘れずに。戸締まりもしよう
  • なるべく、1人3日分の飲料水と非常食を持って行きましょう
  • 指定の避難場所へ行く
  • 決められたルールを守り、協力し助け合いましょう
  • 災害直後は避難する人が多く、避難場所は混雑が予想されます
  • 間仕切りなどが用意されていますが、プライバシーがなく、家族以外の人との共同生活なので、ストレスがたまります
  • 指定の避難場所での生活が困難な人は福祉避難所へ
  • 直接、福祉避難所へは避難できません。まずは指定の避難場所へ
※福祉避難所は、指定の避難場所で共同生活の困難な災害時要援護者が避難生活できるよう、特別な配慮がされる避難場所です。
 災害の規模や避難者の状況に応じ、市が開設します。

必ず役立つ豆知識

質問
 もし、運転中だったら?
回答
 急ブレーキは禁物です。ハンドルをしっかり握り、ハザードランプをつけ、前後の車に注意しながら徐々にスピードを落とし、道路の左側に停車します。揺れがおさまるまでは車外に出ず、カーラジオなどから情報を入手しましょう。
 車から避難する場合は、車のかぎはつけたままにし、ドアをロックしないで、窓を閉めます。連絡先を見えるところに書き、車検証などの貴重品を持ち、徒歩で避難します。

質問
 連絡をとる方法は?
回答
 災害発生後、家族や親戚などの安否を確認したいとき、NTTの災害用伝言ダイヤル(171)があります。被災者が録音した安否情報などを、全国に設置された「災害用伝言ダイヤルセンター」を通じて確認することができます。
 公衆電話が有効です。日ごろから、どこに公衆電話があるか、確認しておきましょう。また、避難所に無料の災害時優先電話が設置されます。

- 図表あり -
( 図表説明 ) 伝言ダイヤル説明図

質問
 情報を得るには?
回答
 うわさやデマに惑わされないように、最新の正確な情報を入手しましょう。 
 ●同報無線
  「こちらは広報ふじです」と呼びかける市からの広報。災害情報や各種警報などをお知らせします。
 ●Radio f(ラジオエフ)
  地域に密着した情報を放送する地元のFM放送局。身近な情報を得るには、ラジオの周波数を84・4メガヘルツに合わせましょう。 

質問
 お金はおろせるの?
回答
 銀行などの窓口営業は中止しますが、耐震性が確保されている自動預け払い機(ATM)は営業を続けます。

質問
 災害時要援護者って何?
回答
 避難場所での生活などに手助けが必要な人をいいます。一般的には、高齢者、障害のある人、乳幼児、妊産婦などがその対象になります。
 市は、地震などの発生に備え、避難情報の伝達・安否確認などの支援を迅速に行えるよう、高齢者世帯・身体障害者(1・2級)などを記載した名簿を作成しています。

質問
 電気・ガス・水道は使えるの?
回答
 点検が済むまでは、使えない可能性があります。自分の家で破損がなくても、どこかで電線が切れていたり、地中の管が壊れていたりするかもしれません。
 使用できるようになったら、広報車や同報無線などでお知らせします。懐中電灯やカセットコンロを用意したり、ふろ水をためておいたりするといいですね。

質問
 トイレは使えるの?
回答
 大地震の後では、公共下水道は、すぐには使えません。点検が必要です。復旧するまでは、避難場所などに仮設されたトイレや排便袋(脱臭剤のついたビニール袋)などを使用しましょう。

質問
 けがをしたらどこに?
回答
 医療機関の外来診療は中止されます。市内8か所の救護病院では命に危険のある重病患者の診療を行います。
 軽度の傷病はまず家庭や地域で看護し、手に負えない場合は、市内53の避難場所のうち、22か所に設置される救護所で手当を受けます。
 自宅近くの救護所を確認しておきましょう。 

質問
 お店で何かを買うことはできるの?
回答
 コンビニエンスストアなどは、災害時にも営業可能な場合はできるだけ早く営業を再開します。
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
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