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【広報ふじ平成21年】あなたの健康応援します!働き盛りの健康づくり

 働き盛りの皆さん、元気にお過ごしですか?
 市は、健(検)診や相談事業などを行うとともに、市内事業所に「ふじ職域健康リーダー」の設置を呼びかけるなど、働き盛り世代の健康づくりを積極的に進めています。

働き盛りの男性の4割以上が肥満

 平成19年に行った市の基本健康診査の結果は、壮年期(30歳〜44歳)の男性の4割以上、中年期(45歳〜64歳)の女性の約2割が肥満でした。
 また、日本人の死亡原因の6割は生活習慣病です。そのうち多くの病気は、内臓脂肪を減らすことによって発症を抑えられ、最近は、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の予防が着目されています。

特定健診・特定保健指導を受けましょう!
 昨年4月から、メタボリックシンドロームに着目した「特定健診・保健指導」が始まりました。

特定健診・特定保健指導の3つのポイント!
(1)国民健康保険や共済組合、健康保険組合などの医療保険者が、40〜74歳の被保険者・被扶養者に実施
(2)検診項目に新たに腹囲・LDL(悪玉)コレステロールが加わるなど、メタボリックシンドロームの危険性が高い人を早期に見つけ出すための健診
(3)健診結果から、生活習慣改善の必要のある人には、特定保健指導として医師・保健師・管理栄養士などが支援
※事業所の定期健康診断を受けることで、特定健診の受診となります。

◆「健康カレンダー」をごらんください
 がん検診、特定健診の内容や会場など、詳しくは各世帯に配布した「健康カレンダー」をごらんください。

- 写真あり -
( 写真説明 )健康カレンダー

死亡原因の3割以上が「がん」

 65歳未満の死亡原因は、がんが最も多く、全体の3割を超えています。
 がんの部位別死亡原因は、1位が胃がん、2位が乳がんとなっています。乳がん・大腸がんは年々増加傾向にあります。
 がん治療のためには、何よりも早期発見が重要です。

- 図表あり -
( 図表説明 )部位別に見たがん死亡割合グラフ

胃がんと大腸がんの検診がセットに!
 検診は、直接医療機関で行う「個別検診」と地区まちづくりセンターなどに検診車が巡回する「集団検診」があります。
 「集団検診」は、今年度から胃がんと大腸がんの検診をあわせて受診することもできるようになりました。

●乳がんを予防しましょう!
 乳がんの早期発見には、2年に一度の検診と、月に一度の自己触診が大切です。

乳がんの自己触診法

- イラストあり -
( イラスト説明 )乳がん自己触診法イラスト

働き盛りの自殺者がふえている

- 図表あり -
( 図表説明 )年齢別に見た自殺者の推移グラフ

 ここ数年の自殺者の中でも、働き盛り(30歳〜59歳)の自殺は、ほかの世代に比べて多い状況です。 
 自殺者の多くは、その背景にうつ病が隠れている場合が多いと言われています。

働き盛りの皆さん、こんな症状はありませんか?
◎チェックテスト
□疲れているのに2週間以上眠れない日が続いている
□食欲がなく体重が減っている
□だるくて意欲がわかない
それは「うつ」かも…
※不眠が続くときはかかりつけ医や左記の心の医療機関に相談してください。
〈心の医療機関〉
鷹岡病院  電話 71-3370  
大富士病院 電話 35-0024
聖明病院  電話 36-0277
新富士病院 電話 36-2211
富士メンタルクリニック 電話 64-7655
ふじ心療クリニック 電話 65-3790
中央公園クリニック 電話 61-2102

ストレス相談を行っています
市は、医療機関を受診していない人を対象に、臨床心理士が仕事や職場の人間関係などによるストレス相談を行っています。申し込み・問い合わせは、健康対策課へ。

ふじ職域健康リーダーにインタビュー

みんなで健康体操を毎日続けています
 昨年、職場の仲間が体調を崩したのをきっかけに、健康に対する意識が高まりました。
 そこで、1か月前から休憩時間に5分間の健康体操を始めました。最初は、筋肉痛になって大変でしたが、今ではみんなで楽しみながらやっていますよ。
 皆さんも「ふじ職域健康リーダー」として、職場で健康増進を呼びかけて、何か健康のための取り組みをしてみてはいかがですか?

- 写真あり -
( 写真説明 )ふじ職域健康リーダー 富士木材(株) 松下 頼之さん

「ふじ職域健康リーダー」募集! 
 市は、職場内で健康増進を呼びかける「ふじ職域健康リーダー」の設置を勧めています。

設置事務所
富士市

- イラストあり -
( イラスト説明 )ふじ職域健康リーダー設置事務所掲示プレート

※掲示プレートを渡します。詳しくは健康対策課まで。

職場全体で健康管理に取り組んでいます
 私の職場は、3交代勤務の人はもちろんですが、交代勤務ではない人も全員一緒に年2回の健康診断を行っています。 
 その結果に基づいて、私が各職場を回って、個別に健康指導を行っています。以前、指導しても、生活習慣を改善しなかった職員は、工場長が直接面接したこともありましたよ(笑)。
 また、メンタルヘルスケアの推進チームを結成したり、給食検討委員会で食事のカロリー制限を勧めたりしています。すべて職場全体で取り組んでいます。
 高血圧や糖尿病予備群の人がいますが、これからも食事の指導などをしていきます。職員全員に健康で働いてほしいですね。 

- 写真あり -
( 写真説明 )産業看護師 イハラケミカル工業(株) 佐久間 千栄子さん

問い合わせ・相談申し込み
健康対策課 電話 64-8993 ファクス 64-7172
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
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