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富士見台小学校校歌制定
昭和53年2月
(ジヤトコ富士見台寮体育館)
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新しい校歌を私たちが披露
昭和52年4月、富士見台小学校が開校し、私は6年生として編入しました。開校当時は体育館もプールもありませんでしたが、新しい校舎と広いグラウンドは私たちの自慢でした。校歌もまだなかったので、6年生が歌詞をつくった「開校賛歌」という歌を歌っていましたね。
校歌は、児童文学者で富士市出身の吉田とし先生(故人)が作詞してくださることになりました。みんなで先生の著書を読みながら、どんな先生なんだろうと想像していましたよ。
校歌制定記念式典は、近くにあるジヤトコの体育館で行われました。新しい校歌は、5年生・6年生が舞台上で披露しました。式典で吉田先生は、歌詞の「大きな富士がきょうもまた、北の空からみつめてる」を思い出して元気になってほしいと話をされました。私たちはあこがれの先生に握手をしていただき、感激のあまり「手を洗わないでいようね」と話し合っていたことを覚えています。
今でも富士見台小学校に通う子どもと一緒に校歌を歌うたび、当時の大切な思い出がたくさんよみがえってきます。
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記念式典の舞台で校歌を歌った
西嶋 朗子さん(富士見台7)