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【広報ふじ平成21年】特集 おれたち消防団!

守りたい人がいる。守りたい地域(まち)がある。

 空気の乾燥しているこの季節、全国で火災が多発しています。大切な命と財産を奪う恐ろしい火災から、消防職員と協力してまちを守ってくれる頼もしい存在、それが消防団です。
 今回は、消防団の活動を特集します。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 写真協力 鈴木貴也さん(水戸島元町)

富士市の消防団は現在、7方面隊31個分団で編成されています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) 消防団分団の分布(詰所)
- 写真あり -

消防団ってどんな人たち?
 火災が起きたとき、消防車で駆けつけてくれる、消防職員と消防団員。その違いは何でしょうか?
 消防職員は市の職員で、消防本部や消防署にいる消防の専門職。消防団員は、自営業・会社勤務など自分の仕事を持ちながら、火災が起きると現場に「出場」する地域のボランティア的な存在です。日ごろから訓練を重ね、消火・救助の中心となる消防職員と連携して活躍しています。
 消防団の歴史は、江戸時代の町火消(まちびけし)「いろは四十八組」にさかのぼり、「消防組」→「警防団」→「消防団」と名称を変えながら、「自分たちの地域を守る」という精神を引き継いできました。

どんな活動をしているの?
 災害時は消防本部の指示とともに消防活動を行い、平常時は地域で火災を予防する啓発活動や訓練などを行っています。
○災害時 消火活動、残火処理、救助・救出活動、警戒巡視、避難誘導、災害防御活動、行方不明者の捜索など
○平常時 消火・操法訓練、地域行事への参加、住宅への防火指導、特別警戒、広報活動など
 そのほか、毎月分団ごとに定例会議や器材点検を行い、いざというときに備えています。

職場の協力を受けて
 本業の仕事中に出場要請がかかることがあるため、団員には、職場の理解と協力が欠かせません。 
 事業所の中には、災害時の消防団活動を職務の一部とみなしたり、敷地を訓練会場として提供したりするなど、協力体制を整えているところもあります。 

消防団員が減っている!
 地元の情報や地理に詳しく、迅速に対応できる消防団は、地域の安全を保つためになくてはならない存在です。しかし、多い時は全国に200万人いた団員が、毎年減り続け、現在は90万人を下回っています。富士市でも、1030人の定員(条例上)に対して100人以上が不足しており、各分団とも団員の確保に懸命に取り組んでいます(募集記事は5ページ)。

火災多発中!
 市内では昨年1年間で、前年より16件多い100件の火災が発生しました。そのうち21件は放火・放火の疑いによるものですが、建物の周辺に燃えやすい物を置かないなど、火災の起こりにくい環境づくりも大切です。また、6月1日から住宅用火災警報器の設置が完全義務化されます。詳しくは消防本部予防課へ 電話 55-2859

いろんなところで大活躍!

2分団
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士まつり(7月)
「みんなが安心して花火大会を楽しめるように…」打ち上げ会場で待機。

26分団
- 写真あり -
( 写真説明 ) 地域防災訓練
「そうそう、その調子!」地域の防災訓練で消火活動の指導。

11分団
- 写真あり -
( 写真説明 ) 消防まつり(11月)
「もちつきペッタン!」消防まつりは、市民の皆さんとのふれあいの場。

地域のために、頑張っています!

親子三代!
<21分団>
- 写真あり -
芦澤直洋(なおひろ)さん(久沢)
活動歴 28年
(息子)雅人(まさと)さん
活動歴 1年2か月

互いに父の背中に憧れて
《息子・雅人さん》
 子どものころ、消防団で頑張る父の姿を見て、「かっこいいな」と思っていました。21分団は、家族ぐるみのつき合いが深くて、みんな仲がいいんです。僕も自然と、「みんなと一緒に地域の役に立ちたい」と思うようになりました。訓練は厳しいけれど、和気あいあいとした分団のみんなが大好きです。
《父・直洋さん》
 私の父もかつて消防団員で、私も詰所に遊びに行っていたので、消防団は身近な存在でした。同じように育った息子が、「地域のために」という気持ちを持ってくれたことがうれしいです。訓練を通して息子の成長を見て、頼もしく思います。お互い自己管理には十分気をつけて、励まし合いながら頑張ります!


家族みんなで応援
<5分団>
- 写真あり -
渡井章夫さん(今泉1)
活動歴 7年
(妻)里美さん
(長男)瞭太(りょうた)くん
(次男)捷斗(はやと)くん

頑張れるのは家族のおかげ
 火災を知らせる広報が鳴ると、妻は夜中でもさっと起きて、私の身支度を手伝って送り出してくれます。また、夜警で町内をポンプ車で回るときには、息子たちが窓から手を振って、「お父さん頑張って!」と笑顔で応援してくれます。
 そんなふうに自分を見守ってくれる家族のためにも、寒い日の夜警も「頑張ろう」と思えます。


富士川町から富士市へ
<団本部>
- 写真あり -
遠藤光広(みつひろ)さん(北松野)
活動歴 25年

きずなの強い消防団に
 富士川町は火事の少ない地域でしたが、13年前に大きな工場火災が発生し、消火活動が一昼夜にわたって続いたことがあります。心身ともに疲れ切る中、全員で励まし合い、交代で延焼防止に徹しました。
 昨年の合併で、富士川町消防団は富士市消防団の一員となりました。勝手が違うため少し戸惑いもありますが、消火活動のように力を合わせて、強いきずなでつながった消防団になりたいですね。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 消防団結団式(11月)
( 写真説明 ) 富士川町の消防団が統合され、富士市消防団第7方面隊27〜31分団に。

- 写真あり -
( 写真説明 ) 夜警(15分団)
( 写真説明 ) 春・秋の火災予防週間と、12月〜2月に行う夜間の特別警戒(夜警)。地域を巡回して火の用心を呼びかけ、24時まで詰所で待機しています。


昨春、入団!
<20分団>
- 写真あり -
山本貴之(たかし)さん(松岡)
活動歴 10か月

大切な仲間と出会えた
 消防士にあこがれていた私は、違う職業につきながらも「消防にかかわりたい」という思いがずっとあり、昨年入団を決意しました。年齢も職業も異なる仲間と出会えて、自分の世界が広がっています。
 入団早々、ポンプ車操法の選手として消防操法訓練大会に出場することになり、操法や規律を覚えるいい機会となりました。早朝や仕事後の訓練はきつかったですが、選手以外の団員も毎回駆けつけ、アドバイスをもらい、とても心強く思えました。家庭や職場でも消防団の活動を理解し、協力してくれて感謝しています。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 新入団員教育(5月)


仕事と両立して30年
<16分団分団長>
- 写真あり -
望月 章一さん(松岡・四丁河原南)
活動歴 29年

恐ろしい火災を起こさないために
 分団に出場要請がかかると、「一刻も早く現場へ」という思いから、団員は無我夢中で行動します。そのため私は分団長として、団員の安全確保を第一に考え、危険を伴う現場において、皆が訓練で培った消火活動を冷静に行えるよう、指導しています。
 多くの火災現場を見てきましたが、そのたびに恐ろしさを改めて実感し、「何とか防ぐ手立てはなかったのか」と胸が痛くなります。まずは火災を起こさないことが大切だと考え、消防団では各家庭への防火対策の呼びかけや、地域に密着した防火活動も地道に行っています。


まちを守る「使命感」とともに
- 写真あり -
富士市消防団長
山本信英さん(鮫島)
活動歴 35年

 私たち消防団は、訓練や消防活動にとどまらず、地域の行事にも積極的に参加し、「まちを守る」という使命感のもとで活動しています。現在団員が不足していますが、まずは市民の皆さんに消防団活動の大切さを理解していただくことが必要だと思い、各地域へのPRに努めています。私自身、長年の消防団活動は大切な人生勉強の場であり、ここで仲間との信頼関係を築くことができました。熱意のあるあなたの力をお待ちしています。


消防の心強いパートナーです
- 写真あり -
富士市消防本部
消防長 中村一郎

 東海地震などの切迫性が高まっている今、各地域の情報を把握している消防団の皆さんは、私たち消防職員にとって心強い存在です。消防のパートナーとして、これからも連携してまちを守っていきたいですね。
 例年に比べ火災が多発していますが、火災は小さな心がけによって未然に防ぐことができます。住宅用火災警報器の設置など、消防本部や消防団からも防火の呼びかけに努めますので、皆さんのご協力をお願いします。

消防団員募集中!

あなたの力を待っています
富士市消防団では、団員を随時募集しています。
災害から地域を守るためには、多くの人の力が必要です。
市内在住の18歳以上で、熱意のある健康な人ならだれでも入団できます。
入団申し込み・お問い合わせは、各地域の消防団員または町内会(区)長へ。

消防団に関する問い合わせ 消防本部管理課 電話 55-2852
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
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