【広報ふじ平成20年】まちかどネットワーク
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ひと 匠 第4弾
熟練の技術や知識を持つ
「ふじマイスター・匠人(たくみびと)」
鈴木 泉(いずみ)さん(中野)
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造園工として今年度「ふじマイスター・匠人」に認定された鈴木さん。樹木の剪(せん)定や鉄砲垣などの垣根の製作、石組などの日本古来の技術を得意としています。
鈴木さんは、戦前に創業した父の後を継いで以来、造園工一筋40年以上になります。
「父親や先輩に教えてもらったことを何度も繰り返し、修行してきました。20年以上たって、ようやく技術が習得できた気がします。よりよいものをつくりたいという気持ちは、いつも持ち続けてきました」と経験を振り返ります。
「造園は、庭園の広さや予算などに応じて、いかにその場に合ったものをつくるかが大事。四季を楽しめて、枝葉に風を感じるような造園を心がけています」と、熱く語ります。
広見公園ふるさと村や竹採公園など、市の施設の植栽も数多く手がける鈴木さん。いつでも心を込めて丁寧に樹木の手入れをして、多くの市民の目を楽しませてくれています。
また、忙しい仕事の合間を縫って、市主催の講座などで、伝統技術の継承にも力を注いでいます。
「おかげさまで私の息子を含め、後継者が育ってきています。造園工は準備から完成まで大変な仕事ですが、みずからの手で枝葉の成長を感じることができるのが魅力。まるで子どもを育てているような気持ちです。造園の魅力を若い職人たちに伝えていきたいですね」と、温かなまなざしで話してくれました。
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( 写真説明 ) ▲庭木の枝葉を一枚一 枚丁寧に剪定
市長への手紙
市は「市長への手紙」を設け、市政についてご提言やご意見をいただいています。今回は、ごみの缶専用袋に関するご意見と、それについての回答をご紹介します。
缶専用袋について
毎年、ごみ出しのための、「市指定かん専用袋」が全世帯に配布されますが、我が家では4〜5年分たまっています。必要な人には必要な分だけ購入させればいいと思いますので、全世帯配布はやめてください。
ご意見ありがとうございます。
缶専用袋は、平成5年度から導入しています。その目的は、事業所や商店から出る缶を一般家庭が出す集積所から排除すること、ごみ収集車による収集作業効率を向上させること、缶の分別を徹底するためにほかの品目の混入を防ぐことです。
現在、缶専用袋は町内会を通して配布していますが、各世帯の生活状況によって配布枚数を調整することが困難なため、統一した枚数を配布しています。もし缶専用袋が余っている場合は、不足している世帯へ融通していただくか、各町内会長や廃棄物対策課まで返却していただければ幸いです。
現在、市は平成21年度から可燃物・缶・プラスチック製容器包装家庭ごみの指定袋制度導入に向けた検討をしています。その制度が導入された場合、各世帯が必要に応じて販売店で購入していただくようになりますが、現在使用している缶専用袋も使い切るまで使用できますので、缶専用袋が余ったり、不足したりといった問題は解消されます。
今後も市の分別収集にご理解とご協力をお願いします。
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( 写真説明 ) ▲缶の分別収集の様子(市内)
問い合わせ
廃棄物対策課
電話 55-2769 ファクス 51-0522
見ごろ食べごろ
ツルっとした食感が抜群の「たかおかブランド」
ひらひら
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ひらひらとは、米粉100%を使って、紙のようにひらひらとした帯状にした麺(めん)。鷹岡商工会女性部が中心となって創作し、製紙発祥の町鷹岡にちなんで「紙の町から 富士っ米(こ) ひらひら」と名づけました。
今年度から、「たかおかブランドひらひら普及プロジェクト部会」を立ち上げました。現在、さまざまなイベントでの試食会や研究を重ね、来年度の商品化に向けて取り組んでいます。
ひらひらは、富士南ろく産無農薬米コシヒカリ100%にこだわっています。そのため、製麺に大変苦労しましたが、試行錯誤の結果、ようやく米100%の白、ニンジンをまぜたオレンジ色、お茶をまぜた緑色の計3種類の麺を開発しました。
部会長の村松千恵子さんは、「ひらひらは、今が旬のキノコ汁が一番人気があります。ほかの汁物や甘味、パスタなどに合わせてもおいしいですよ。また、パウダー状にした米粉もつくりましたので、介護食や離乳食などにも最適です。試食会では、毎回アンケートを実施していますが、うれしいことに約9割の人が『また食べたい』と言ってくださっています。これからもいただいた意見を参考にさらに研究を重ね、たかおかブランドとしてひらひらを全国にアピールしていきたいですね」と、元気に話してくれました。
「紙の町から 富士っ米 ひらひら」は、来年度いよいよ店頭に登場する予定です。
問い合わせ
鷹岡商工会 電話 71-2358
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( 写真説明 ) ▲キノコ汁にひらひらを入れるプロジェクト部会の皆さん
ズームアップ
寒い冬の夜は、温かな火に包まれて…
創作キャンドル(ろうそく)
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12月のこの時期、ろうそくというと、クリスマスキャンドルを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?でも、キャンドルはクリスマスだけのものではありません。
厚原スポーツ公園西側に県内でも珍しいキャンドルギャラリーがあります。名前は、ココ・カルティオ。フィンランド語で「わき水が出る場所」という意味で、制作アイデアがわき出るように名づけたそうです。
このギャラリーを営む鈴木有紀子さんは、10年以上前にキャンドルの制作を始めました。毎年、個展などを開催しながら、全国のコンテストに入賞するなど、周りから高い評価を得てきました。そして、昨年念願のギャラリーをオープン。ギャラリーには、香りも楽しめるように蜜蝋(みつろう)やローズマリーの香りの素材を使った作品など、さまざまな鈴木さんの創作キャンドルを展示してあります。
「このギャラリーは、ろうそくの炎を眺めながら、ゆっくりとした時間を過ごす空間です」と、優しく語りかける鈴木さん。
また、「ろうそくは、火をともして炎の色や形の変わりゆく様子、香りを楽しむものです。もったいながらずにぜひ火をともしてください」と、教えてくれました。
12月は、キャンドルの下で読み聞かせの企画やクリスマス用の展示を予定。
寒い冬の夜は、家の中で温かなろうそくの火を囲んでみてはいかがでしょうか?
ココ・カルティオ
場所 厚原1191ー1
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( 写真説明 ) ▲キャンドルギャラリーで企画展を開催
添付ファイル
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広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp