【広報ふじ平成20年】世論調査結果報告
皆さんの声を市政に生かします
「富士市の将来」「自治会・地域コミュニティ活動」について
市は、市民の皆さんの意見や要望を市政に反映させるため、毎年世論調査を実施しています。6月に行った第37回世論調査の結果がまとまりましたので、概要をお知らせします。
◆調査の概要データ◆
テーマ 「富士市の将来」・「自治会・地域コミュニティ活動」について
対象 市内在住の満20歳以上の男女3,000人
抽出方法 住民基本台帳から等間隔無作為抽出
調査期間 平成20年6月13日〜27日
調査方法 郵送調査
有効回収数(率)1,791人(59.7%)
※調査結果の比率は、百分率で表示し、小数点以下第2位を四捨五入してありますので、合計が100%にならない場合があります。
「富士市の将来」について
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士市消防団訓練礼式・消防操法訓練大会
富士市の住みやすさ
Q あなたにとって、富士市は住みやすい市ですか?
10年前に比べて「富士市は住みやすい市」と感じている人が23.5%増加
「大変住みやすい」9.2%と、「住みやすい」61.0%を合わせた『住みやすい』が70.2 %と7割を占めています。一方、「住みにくい」4.2%と、「大変住みにくい」 0.7%を合わせた『住みにくい』は4.9%となっています。年齢別に見ると、『住みやすい』と答えた人が最も多いのは70歳以上でした。
また、平成10年の調査結果と比較すると、『住みやすい』は、46.7%から70.2%と23.5%も増加しています。一方、住みにくい』は、17.8%から4.9%と12.9%減少しています。「どちらともいえない」も、32.8%から24.1%と8.7%減少しています。
- 図表あり -
今後も富士市に住みたいか
Q あなたは今後も富士市に住みたいと思いますか?
7割以上が、「今後も富士市に住みたい」と回答
「今後も住みたいと思う」と答えた人が最も多く、72.4%と7割を超えています。一方、「このままでは住みたいとは思わない」と答えた人は、8.8%と1割未満になっています。
- 図表あり -
Q 今後も住みたいと思う理由は何ですか?(複数回答)
住みたい理由は、「気候が温暖で自然に恵まれているから」が7割以上
「今後も住みたいと思う」と答えた人に、その理由を尋ねたところ、「気候が温暖で自然に恵まれているから」と答えた人が最も多く、73.9%と7割を超えています。次いで「交通の便がよいから」が26.2%、「安全でおいしい水と地元の食べ物があるから」が25.0%、「住んでいる家に満足しているから」が24.7%と、いずれも2割を超えています。
- 図表あり -
Q このままでは住みたくないと思う理由は何ですか?(複数回答)
住みたくない理由は、「交通の便が悪いから」が最上位
「このままでは住みたくない」と答えた人に、その理由を尋ねたところ、「交通の便が悪いから」と答えた人が最も多く、46.2%となっています。次いで「大気汚染や騒音など公害への対策が不十分だから」が40.5%、「医療や保健、福祉施設が整備されていないから」が32.9%、「老後の生活に不安を感じるから」が27.2%、「商業施設が少なく、買い物が不便だから」が25.3%となっています。
- 図表あり -
富士市の将来像
Q あなたは将来の富士市が特にどのようなまちになってほしいと思いますか?(複数回答)
6割以上が、将来の富士市は「安全で安心して暮らせるまち」を希望
「安全で安心して暮らせるまち」と答えた人が最も多く、61.1%と6割を超えています。次いで「保健や医療が充実したまち」が38.7%、「緑豊かで自然環境に恵まれたまち」が35.4%、「子どもや障害者、高齢者を大切にするまち」が33.8%、「ごみや公害のない清潔なまち」が30.7%と、いずれも3割を超えています。
- 図表あり -
「自治会・地域コミュニティ活動」について
町内会・区(自治会)に期待する内容
Q あなたが町内会・区(自治会)に期待する内容はどのようなことですか?(複数回答)
- 写真あり -
( 写真説明 ) 田子浦地区防災訓練
半数以上が「自然災害に対する自主防災活動」に期待
「地震などの自然災害に対する自主防災活動」と答えた人が最も多く、50.5%と半数を占めています。次いで「地域のパトロールなどの地域安全・防犯活動」が37.5%、「ごみ収集・清掃・リサイクル事業などの環境活動」が36.9%と、いずれも3割を超えています。
- 図表あり -
参加している・参加したいと思うコミュニティ活動
Q あなたは、次に挙げる地域コミュニティ活動に参加していますか?また、今後は参加したいと思いますか?
「現在参加していて今後も続けたい」活動は「地域清掃などの美化活動」が最上位
「現在参加していて今後も続けたい」活動で割合が多いのは、「地域清掃などの美化活動」で37.5%となっています。
「現在参加しているが今後はやめたい」活動で割合が多いのは、「地域イベントの企画・運営」で6.4%となっています。
「現在参加していないが今後はしてみたい」活動で割合が多いのは、「健康づくり活動」で52.3%となっています。
「現在参加していないし今後も参加しない」活動で割合が多いのは、「外国人居住者支援などの国際交流活動」で58.3%となっています。
- 図表あり -
地区まちづくりセンターを充実させるために期待する機能
Q あなたは、地区まちづくりセンター(旧公民館)を今後一層充実させていく機能として、どのようなことを期待していますか?(複数回答)
- 写真あり -
( 写真説明 ) 富士川まちづくりセンター開所式
半数以上がセンターに「市民サービスの充実」を期待
「各種証明手続、申請、届出の受付・交付事務など市民サービスの充実」と答えた人が最も多く、54.8%と半数を超えています。次いで「相談・手続・届出などに伴う、市役所とのパイプ役としての窓口の紹介」が37.6%、「地震・台風などに対応する地域防災活動の拠点としての機能の充実」が27.4%となっています。
- 図表あり -
地域住民と行政の望ましい関係
Q 地域が抱えるさまざまな課題(高齢者支援や子育て支援など)を解決するため、地域住民と行政(市役所)は、どのような関係を持つのが望ましいと考えますか?
約半数が「地域住民と行政が対等の立場に立ち、互いに協力する」関係が望ましいと回答
「地域住民と行政が対等の立場に立ち、互いに協力する」と答えた人が最も多く、47.6%と約半数を占めています。
年代別に見ると、「地域住民と行政が対等の立場に立ち、互いに協力する」と答えた人が最も多いのは、40代で54.2%となっており、すべての年代で4割から5割を占めています。
- 図表あり -
地域コミュニティ活動へ積極的に参加を
- 写真あり -
( 写真説明 )まちづくり課長 藁科 靖
地域コミュニティ活動とは、地域住民が自主的に組織運営し、地域のさまざまな課題を解決したり、地域の特色を生かしたまちづくりを推進したりする活動です。富士市には、「町内会・区」をはじめとして、「まちづくり推進会議」「生涯学習推進会」「子ども会」「交通安全協会」など、規模・目的ともに多種多様な団体があります。
地域コミュニティ活動により地域をよくすることは、自分や家族の生活をよくすることに即つながるので、市民の皆さんには積極的に参加していただきたいと思います。
市は、今回の調査結果など、市民の皆さんからの意見をもとに、よりよいまちづくりのため、どんな助言や支援ができるかを研究し、実施していきたいと考えています。
お忙しい中、今回の調査にご協力くださいました皆さん、ありがとうございました。
皆さんからいただいた貴重なご意見を今後の市政の参考にし、まちづくりを進めていきます。
なお、詳しい調査結果は、各図書館や市ウェブサイトでごらんになれます。
世論調査に関する問い合わせ
広報広聴課 電話 55-2736 ファクス 51-1456
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