55 吉原中央駅前
昭和40年3月10日
(吉原商店街)
- 写真あり -
商店街に変貌する前の町並み
明治の終わりごろ、私の父が写真の場所の近くで洋傘店を開業しました。
私が小学生のころ、写真左側の道路は、吉原高校の敷地だったので、友達とよく運動場で遊んだものでした。
昭和30年に吉原高校が現在の場所に移転して、跡地が区画整理されました。徐々に道路ができて、バスターミナルの吉原中央駅ができました。当時、高校生だった私は、吉原中央駅から毎朝バスで通学していました。朝夕は、通勤通学の人で混雑して、バスの座席に座れませんでしたよ。
昭和35年からの10年間ぐらいに、商店街の建物は、一斉に中高層の建物に建てかえられ始めました。それまで余り商店街らしくなかったのですが、現在見られる町並みに変貌しました。
その後、吉原商店街は大変にぎわい、私の店も食事する時間がないほどでした。残念ながら現在の商店街は寂しくなってしまいましたが、仲間と協力しながら、吉原商店街のにぎわいを取り戻していきたいですね。
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吉原商店街で生まれ育った
横地 光俊さん(吉原4)