富士市 FUJI CITY Official Site

富士市
広報ふじ > 平成20年 > 平成20年6月5日 941号 > 【広報ふじ平成20年】第4回 みんなで残そう!!バス・電車

【広報ふじ平成20年】第4回 みんなで残そう!!バス・電車

 このコーナーでは、路線バスや地方鉄道の現状に詳しい、交通ジャーナリストの鈴木文彦さんのコラムを5回にわたり紹介しています。

地域で支える「くらしの足」(2)

 現在、全国では地元の自治会やNPOなどが、主体的に地域の公共交通にかかわる事例がふえています。
 三重県四日市市では、住民がNPOを組織して、地域の病院やスーパーから協賛金を集めたり、乗る・乗らないにかかわらず地域のためにバスを支援する「応援券」を販売したりしています。
 集まった資金でいかにニーズに合った運行をするか、バス会社と一緒になって考えた上で、「生活バスよっかいち」というバスを走らせ、大変好評です。
 また、青森県鯵ヶ沢町では、住民みんなで「バス路線は地域のライフライン」という合意をし、水道や電気などと同じように、全世帯が一定の「基本料金」を毎月負担して維持しているバス路線があります。どちらも、住民自身の工夫に対して行政も資金援助をしています。
 一方、広島市郊外では、バスが入ることのできない狭い坂道の交通手段を確保するため、ルートや停留所、運営のサポート方法を住民みずから考え、事業者と共同で開発した乗合タクシーが走っています。こちらは資金面では市はかかわらず、側面的に応援する形です。
 いずれにしても共通しているのは、住民が主役になって、地域に最も合った方法で「くらしの足」をつくり、育てていることです。

公共交通ひとくちメモ
  富士市でも、路線バスが廃止された田子浦地区で、平成19年4月から地元と市が資金を出し合って、「コミュニティバスしおかぜ」の運行を始めました。ワゴン車を使った小さなバスですが、少しずつ利用者がふえています。 

ボクが田子浦地区を走っているよ。利用してね!

都市計画課 
電話 55-2904 ファクス 51-0475
添付ファイル
※PDFを初めてご覧になる方は、ソフト(Adobe Reader)のダウンロードが必要です。
「Get Adobe Reader」のボタンをクリックし、説明に従いAdobe Readerをダウンロードして下さい。
Get Adobe Reader
広報広聴課 (市庁舎8階北側)
電話:0545-55-2700 ファクス:0545-51-1456
メールアドレス:kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp
〒417-8601 静岡県富士市永田町1丁目100番地 電話 0545-51-0123 ファクス 0545-51-1456
E-mail kouhou@div.city.fuji.shizuoka.jp