＝48＝ 卒業記念のタイムカプセル
昭和48年3月17日（今泉小学校）
昭和48年に今泉小学校を卒業した
三浦 照充（てるみつ）さん（今泉3）
- 写真あり -
未来の自分を思い描いて
卒業の記念に、6年生全員で校庭の隅にタイムカプセルを埋めました。クラスごとに話し合って、何を入れるかを決め、教科書や市内の地図・写真、新聞のほか、「自分の未来」という題で書いた作文を入れました。当時は、大人になった自分なんて想像もつかなかったけれど、「サラリーマンじゃなく、自分で何か仕事をやりたい」という内容を書きました。
「18年後、30歳になる年（平成2年）の8月15日に、みんなで学校に集まってタイムカプセルを開こう」と約束しました。私は、学習誌の付録の「50年カレンダー」に印をつけ、開ける日が来るのをずっと楽しみにしていました。みんなどんな大人になるのかな…と、カレンダーの印を見るたび、わくわくしていたものです。
直前まで覚えていたのに、残念ながら、仕事の都合で開封の瞬間には立ち会えませんでした。まさにその時、小学生の自分が書いた夢「会社を起こす」ために奔走している最中だったのです。でも、楽しかった思い出は今も鮮やかで、心のタイムカプセルはいつでも開けられますよ。
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( 写真説明 ) 6年生全員で校庭にタイムカプセルを埋めている様子
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