4月からエリアを市内全域に拡大！！
市は、平成18年7月から、道路・公園など公共施設の美化活動を自発的に行う事業所や学校などの団体を支援する制度「アダプション・プログラム」の導入モデル事業を行ってきました。
事業の愛称「ふじクリーンパートナー」には、市民の皆さんと行政が協力して美化活動を進め、活動を通して皆さんとの新しいパートナーシップを築いていきたいという思いが込められています。
現在、青葉通り（国道139号〜潤井川東側）に面した10事業所のほか、周辺の事業所や小学校など、合計22団体の皆さんが行う自発的な美化活動を支援しています。平成20年度からは、対象エリアを市内全域に広げ、より多くの皆さんの活動を支援していきます。
市は、このような市民・企業との協働により、よりよいまちづくりを目指します。皆さんもぜひ、「ふじクリーンパートナー」制度を活用してください。
アダプション・プログラムとは？
「アダプション（adoption）」は英語で「養子縁組」。公共の場を「養子」に例え、「市民や地元企業の皆さんが愛情と責任をもって、美しい地域をつくり上げる」という意味を込めています。
参加者は一定の区間を担当して定期的に美化活動（清掃・草刈りなど）を行います。その活動を行政が支援していくことで、活動の継続と普及を目指します。
- 図表あり -
開始時期
平成20年4月から
対象施設
道路・公園などの公共施設
支援内容
●傷害保険への加入
●活動に必要な物品の支給（エプロン、腕章、軍手、竹ぼうき、火ばさみ）
●活動区域内に、団体の名前を記した標示板を設置
●環境クリーンセンターによるごみの収集
- 写真あり -
問い合わせ 企画課
電話 55-2718 ファクス 53-6669
Ｅメール so-kikaku@div.city.fuji.shizuoka.jp
（４月から担当は市民協働課になります）
◆みんなで残そう！！ バス・電車〈第2回〉◆
このコーナーでは、路線バスや地方鉄道の現状に詳しい、交通ジャーナリストの鈴木文彦さんのコラムを5回にわたり紹介します。
「くらしの足」の現状
マイカーの普及に反比例するように、バスや鉄道などの利用者は減り、公共交通機関の経営が厳しさを増した結果、路線やサービスを縮小せざるを得なくなりました。もちろん、交通事業者も事業運営のあり方を見直し、コストダウンを図って、生き残りの方法を模索しています。かつて「富士急行」という名前だったバス会社が、「富士急静岡バス」に変わったのも、そのあらわれです。しかし、事業者の努力以上に利用者の減少が進んでしまったのが現状です。
さらに、平成14年に道路運送法が改正され、路線バスの撤退が届け出制になったことにより、事実上、バス路線の廃止が自由化されました。従来は、バス会社が、採算のとれない路線を高速バスなどの好調な部門で穴埋めをして、できるだけ自力で路線の維持に努め、それでも成り立たない路線については、国や県、市が補助金を投入して維持していました。しかし、届け出制になってからは、バス会社が赤字路線まで責任を負う必要はなくなり、地域がバス路線を必要かどうか判断して、必要ならば地域で経費を負担して、残していくことになったというわけです。
これによって、路線の大規模な廃止が行われたところもあります。富士市にとっても、決して他人事ではありません。
■公共交通ひとくちメモ
今から27年前（昭和56年度）の富士市の路線バス利用者は、年間およそ950万人。
これに対して、平成18年度の利用者はおよそ220万人で、実に4分の1以下にまで減少してしまいました。路線の廃止も続いていて、富士市の路線バスの存続は、今まさに瀬戸際に立たされています。
- 図表あり -
( 図表説明 ) バス：お客さんが減って、寂しいな…。でも頑張って走るよ。
問い合わせ 都市計画課
電話 55-2904 ファクス 53-2773
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