ふじサンハートリンク
このコーナーでは、富士地区2市2町(富士市・富士宮市・芝川町・富士川町)の広報担当者が、それぞれの街を散策し、取材した様子をお届けします(全4回シリーズ)。
「気候も暖かくなってきたし、どこかへお花見に行こうか…」とお考えの皆さんに、耳よりな情報をお届け!富士市内には、たくさんの花の名所がありますよね。
今回は、富士市の鷹岡地区から岩本山を目指し、これから見ごろを迎える花々の絶景ポイントと、最寄りの「まちの駅」を紹介します。
■今回のコース
距離:約4.5キロメートル
所要時間:約1.5時間
- 図表あり -
( 図表説明 ) 鷹岡〜岩本山散策マップ
マークの説明(見ごろの目安)
桜 … 桜スポット(3月下旬〜4月上旬)
梅 … 梅スポット(2月中旬〜3月上旬)
茶 … 茶畑スポット(4月下旬〜5月上旬)
=スタート!=
1.JR身延線入山瀬駅
- 写真あり -
↓(徒歩3分)
2.入山瀬公園・でごいち文庫《桜》
桜の木が植えられている園内には、D51型蒸気機関車(愛称:デゴイチ)が置いてあり、子どもたちの遊び場になっています。また、デゴイチの客車を使用した図書館が隣接しています。
- 写真あり -
↓(徒歩5分)
3.鷹岡本町商店街
地元の人に愛され続ける古きよき商店街です。
- 写真あり -
↓(徒歩1分)
4.製紙業「夜明けの像」
鷹岡本町商店街ポケットパーク内に建てられています。
- 写真あり -
↓(徒歩10分)
5.龍巌淵(りゅうがんぶち)《桜》
昔、竜があらわれたという言い伝えが残る龍巌淵。潤井川にかかる滝戸橋は、富士山と桜が見える絶好のスポットです。昼の桜もさることながら、ライトアップされた夜桜も見ごたえがあります。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 第2回富士山百景写真コンテスト エリア賞「早春の香り」佐野 廣さん
↓(徒歩35分)
6.岩本山の茶畑《茶》
- 写真あり -
( 写真説明 ) 第2回 富士山百景写真コンテスト エリア賞「新茶」金田弘己さん
↓(徒歩20分)
7.岩本山公園《梅・桜》
梅園には、合計30品種・390本余りの紅梅・白梅が植えられています。梅のほかにも、桜やツツジ、カエデなど四季折々の自然を楽しむことができます。
梅に続いて桜が見ごろを迎えます。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 第2回 富士山百景写真コンテスト エリア賞「白梅の香り」高田和秀さん
↓(徒歩3分)
ゴール!
- 写真あり -
( 写真説明 ) 岩本山公園張り出しデッキにて…
岩本山でお茶を生産している
佐野 智信(とものぶ)さん(岩本)
- 写真あり -
この山だからできるお茶
昔、この地域では、ミカンの栽培が盛んだったのですが、今では日当たりや風通しのよい山の傾斜を生かしたお茶づくりが盛んです。ここでとれるお茶の9割が「やぶきた茶」で、しっかりとしたお茶本来の味が楽しめるのが特徴です。いつも富士山と富士市街を見ながら育ったお茶たちです!!
昔から自転車店を営んでいる
左・熊王 勝次(かつじ)さん
右・ 満征(みつゆき)さん(鷹岡本町)
- 写真あり -
「紙の街」の原点がここに
勝次さん:
明治23年、この地に日本初の洋紙製造工場を創業する際、紙をすくための機械をアメリカから輸入しました。その時、マスコット(幸運をもたらすお守り)として一緒に梱包されていたのが、この「夜明けの像」なんです。
満征さん:
実物は東京の紙の博物館に保管されていますが、平成4年、今はなき「鷹岡町」の誕生100周年を記念して、鷹岡中央振興会を中心となり、実物から型取りをして復元しました。この街を見つめ続ける歴史の証人ですよ。
《《 私たちがおもてなし!! 》》
★鷹岡本町商店街の「まちの駅」
・鷹岡の手造り総菜屋 (有)渡辺商店
駅長 渡辺 友之さん
手づくり総菜が自慢の店です!!気軽に声をおかけくださーい。
- 写真あり -
・鷹岡のこまもの屋 マルスギ
駅長 上杉 玲子(れいこ)さん
たくさんの人とお話できることが楽しみです。ぜひお立ち寄りくださいね。
- 写真あり -
★岩本山公園の「まちの駅」
・富士の展望一番駅 レストラン・ラ・テラス
駅長 高橋 孝徳さん
すぐ目の前に広がる富士市の街並みと、おいしい料理をお楽しみいただけます。
- 写真あり -
▲まちの駅って何?
休憩やトイレなどのお休みどころ、観光などの案内どころ、また、市民の皆さんの交流の拠点として、便利な街の「ほっと」ステーションです。現在、富士市内には計50の「まちの駅」があります。
■編集者のつぶやき
富士市
富士市の魅力を再発見!!多くの人を魅了する絶景と、その場所にかかわる人の温かさに感動しました。(み)
富士宮市
まちの駅の駅長さんの、「街のためになれば…」というまちづくりに対するお話が印象的でした。(な)
芝川町
車だと見過ごしてしまうことも、ゆっくり自分の足で歩くと、いろいろな発見がありました。(や・は)
富士川町
富士市を知るには、まずまちの駅に立ち寄ることをお勧めします。(ひ)
問い合わせ
広報広聴課
電話 55-2700 ファクス 51-1456
*次回は最終回「芝川町を歩く!」です。