市内に、公立と私立を合わせて31か所ある保育園。皆さんは、保育園のことをどれくらいご存じですか?
今回は、保育園が取り組んでいる活動をご紹介します。
●保育園は、子育て応援団!
保育園は、産休明けの赤ちゃんから小学校入学までの幼い子どもたちが、長時間にわたって過ごすところです。お父さんお母さんが我が子を託して、安心して仕事に出かけられるように応援します。女性の社会進出や、少子高齢化対策に欠かせない存在です。
保育時間(原則)
平日 8時30分〜16時30分
土曜日 8時30分〜12時
*保護者の勤務時間の都合により、保育時間外でも開所時間内であれば、保育を受けることができます。
*園により、開所時間が異なります。最長で、平日は7時〜20時、土曜日は7時〜19時です。
●多様な保育を実践中!
保育時間を延長して子どもを預かる延長保育、障害のある子どもとない子どもをともに育てる統合保育、緊急時に子どもを預かる緊急一時保育など…。
各園によって実施の有無は異なりますが、市内の保育園では、さまざまな保育サービスを行っています。
●地域の子育ても応援!
保育園は、保育園に通う子の保護者だけでなく、地域の子育て中のお父さんお母さん、子育てを支えるすべての人たちを応援しています。皆さんに遊び場を提供したり、育児の悩みや心配事についての相談を受けたりしています。育児相談は、保育園に来ていただく相談のほか、電話相談も行っています。いつでも気軽にご相談ください。
◇遊びを通じて学ぶ
みんな兄弟みたい
子どもたちは、同じ年齢の友達と一緒にクラスで生活をするとともに、年齢の違う子ども同士が兄弟のように遊んでいます。その中で、お互いに教えたり、教えられたりして、社会のルールを学んでいます。
遊びがいっぱい
ままごと遊びや砂遊び、鬼ごっこ、ボール遊び…。
園児は、友達と思いっきり体を動かして遊んだり、大好きな自然の中で虫とりや草花遊びを楽しんだりしています。遊びを通して人間としての基礎を培っていきます。
岩本保育園
臼杵(うすき) 洋子園長
- 写真あり -
各園ごと、特色を生かした保育を行っています。特に、大きい子と小さい子のふれあいを大切にしています
◇食の大切さを学ぶ
安全で心のこもった食事は、丈夫な体をつくるだけでなく、豊かな心も育てます。乳幼児時期だからこそ重要な食育。
保育園では、安全な食品を使ったおいしい手づくり給食や、クッキング保育、野菜の栽培などを通して、子どもたちに健康な体づくりと食の大切さを伝えています。
てんま保育園
横山 妙子上席調理員
- 写真あり -
栄養バランスを考え、毎日心を込めて給食をつくっています。子どもたちに食の楽しさを五感で感じてもらいたいですね
◇地域の子育てを支援する
地域の子どもたちや保護者の皆さんに、保育園を開放しています。子どもが通っていなくても大丈夫。みんなで遊びに来てください。
また、公園や公民館などで、出前保育や子育て講演会も行っています。ぜひ一度、足を運んでみませんか?
*各園で実施日が違います。詳しくは、児童福祉課や各園にお問い合わせください。
保育園開放を利用している
加藤 美志(みゆき)さん・穂乃(ひなの)ちゃん・晄志(こうし)くん(鈴川中町)
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ときどき遊びにきています。ほかの子と遊べたり、育児の心配事などを先生と話ができたりして、うれしいですね
- 写真あり -
( 写真説明 ) リズム運動
( 写真説明 ) わらべ歌遊び
( 写真説明 ) 給食の時間
( 写真説明 ) 野菜の栽培(落花生収穫)
( 写真説明 ) 出前保育(丘公民館)
( 写真説明 ) 保育園開放(あそぼう会)
問い合わせ 児童福祉課
電話 55-2762 ファクス 51-0247
Eメール fukusi@div.city.fuji.shizuoka.jp
*各園の住所・電話番号は、6ページをごらんください。