「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」団体戦で優勝
富士高校 百人一首部
畳の上の甲子園、とも呼ばれる「全国高等学校小倉百人一首かるた選手権大会」団体戦で、富士高校百人一首部が11年ぶり12回目の全国優勝を果たしました。過去に10連覇の実績がある富士高校は、創部40年の「古豪」。今回は、昨年に続き2年連続の全国大会出場となりました。
団体戦は、5人が1対1で対戦し、チーム全体の勝利数を競います。決勝では、最後の一人が、かるた1枚差の接戦を制して優勝!出場した選手たちは、「試合中は、仲間からの声かけがとても心強かったですね。応援を含め、部員69人みんなで戦い抜いたという感じです。
最後は、みんなの思いが一つになった瞬間でした。試合中は私語厳禁なのに、思わずみんなで歓声を上げて、注意されてしまいました…」と、優勝の瞬間を興奮気味に振り返ります。
7月の全国大会を最後に3年生は引退し、部は下級生に引き継がれました。3年生は、「この部活で、粘り強さと度胸が身につきました。部内の雰囲気がよかったから、厳しい練習も乗り越えてこられたんだと思います。部活を通してできた人とのつながりを、ずっと大切にしたいです」と話してくれました。
2年生は、「3年生は本当に信頼できる心強い存在でした。自分たちも強くなって、後輩を育てていきたいですね。目標は全国大会2連覇です!」と頼もしい限り。夏休み中の学校では、早速、後輩たちが本番さながらの練習を繰り広げていました。
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( 写真説明 ) 張り詰めた空気の中、読み手の声に耳を澄ませる