富士のお茶、富士梨、イチゴ…。皆さんは、富士市で収穫されているものをいくつ挙げることができますか?富士山のふもとの大地や森を生かした事業を紹介します。
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( 写真説明 ) キュウリ
( 写真説明 ) 富士梨
( 写真説明 ) トマト
( 写真説明 ) イチゴ
( 写真説明 ) 富士のお茶
( 写真説明 ) 落花生
( 写真説明 ) ブルーベリー狩り体験
( 写真説明 ) 浮島楽農(らくのう)会
森と恵みの体験プロジェクト
★観光交流のために
市は、平成16年3月「観光交流まちづくり計画」を策定しました。この計画は、観光交流を通じて、たくさんの皆さんに富士市に訪れてもらい、「魅力あるまち」「にぎわいのあるまち」として富士市を発信し、地域経済に波及効果が生まれることを目的にしています。
計画では、「富士山百景」など13の重点プロジェクトを掲げています。その一つに「森と恵みの体験プロジェクト」があります。
★農業体験を通じて
この事業は、「森と恵み」の名のとおり、富士山ろくの自然・風土を大切にした森づくりなど生産活動や文化体験を通じて、生産の苦労や収穫の喜びを感じ、自然と調和した生活のすばらしさを体感してもらうことを目的としています。
何をするプロジェクトなの
★生活体験・地元学の展開
地域で営まれてきた生活を認識し、伝えていくことを目指し、年中行事や伝統的な食文化を調べたり、実際に体験したりする機会を設ける など
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落花生味噌づくりやイチゴ狩り体験を行ったり、富士山に降った雨や雪が地下に浸透しやすいように、ヒノキ林に小さなダム(制水工)をつくったりしています。
ブルーベリー畑を提供した
長尾 芳弘さん(大淵)
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多くの皆さんに収穫体験を!
今回初めて、市民の皆さんに収穫体験をする場を提供しました。昔から観光農園をやってみたいと思っていましたが、昨年までは農業以外の仕事もしていたので、なかなか時間がつくれずにいました。
今回、募集定員の2倍以上の応募がありました。参加した皆さんといろいろな話ができて楽しかったですね。皆さんにも喜んでいただけたようです。来年も開催したいと思っています。
★環境教育と有機のメッカづくり
食物生産の中心として、地域になじみの深い、落花生の栽培体験を進め、同時に富士市の特産品としての「ゆで落花生、しなす(*)」をアピールする など
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落花生の収穫体験や、「ゆで落花生」の試食会などを行っています。
*しなすとは…
未成熟の落花生。殻も実もやわらかく、ゆでると塩水をたっぷり含み、食べると美味!
ことしも落花生収穫祭を行います
落花生を収穫し、秋の実りを味わってみませんか?
とき 9月29日(土曜日)9時30分〜
ところ 川尻東(三水園東)
*広報ふじ9月5日号で募集します。
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( 写真説明 ) 昨年開催した「落花生収穫祭」の様子
( 写真説明 ) 川尻東で栽培している落花生
★人材育成と体制整備
地域の文化、食文化、自然環境、農林業などに詳しい人や関係団体などの協力を得ながら、体験メニューの開発、指導者の育成、運営体制の充実を図る など
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農業体験観光市民サポーターを募集し、川尻東に畑をつくりました。そこで、野菜や落花生をつくり、おもてなしのできる人材を育成しています。
浮島楽農会会長
加来(かく) 武彦さん(原田)
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自分で育てる喜びを味わう
ことし4月、平成16年から畑づくりを行っていた人が中心となって、農業体験観光市民サポーター「浮島楽農会」として自主活動を始めました。
現在、28人の会員が、毎月2回、落花生や野菜づくりを楽しみながら、サポーターとして活動しています。会員のほとんどは、農作業初体験です。種まきから収穫まで、経験者に教わりながら作業しています。収穫だけでなく、種をまいて育てる楽しさを皆さんにも味わってほしいですね。皆さんも一緒に農作業をしてみませんか。
「浮島楽農会」
あなたも一緒に農作業をしてみませんか?農作業未経験者も大歓迎です!!くわやスコップなど必要なものは会で用意します。
活動日 原則第2・4土曜日
活動場所 川尻東(三水園東)
個人の畑の広さ 2坪程度
会費 年間2,000円
申し込み 電話で商業労政課へ
会員募集中!
これからも、農業体験などさまざまな事業を展開していきます。
広報ふじなどを通じて皆さんにお知らせしていきますので、ぜひ参加してみてください。
問い合わせ 商業労政課
電話 55-2777 ファクス 51-1997
Eメール sy-syougyou@div.city.fuji.shizuoka.jp