43 平垣公園
昭和47年
公園の向かいでクリーニング店を経営している
箭田(やだ) 博信さん(富士町)
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大木が見つめる風景の移り変わり
祖父の代から約70年間、ここで店を営んでいますが、その間に周りの風景は大きく変わりました。公園になる前は神社や学校、旧富士市役所などがありました。
でも、イチョウの木(写真左)だけは、ずっと変わりませんね。子どものころ、よく登って遊びました。木の上から落っこちて骨折したこともありますよ。
写真のころは、富士駅や富士本町、旧富士文化センターへ人が流れ、店の前はいつもにぎやかでした。公園からは、子どもの楽しそうな声が聞こえてきましたよ。息子の公園デビューもここでした。
思い出深いのは、富士高が甲子園に初出場したときのパレードです。近所のみんなが、公園の前で手づくりの横断幕を掲げて、選手たちに声援を送りました。みんなの笑顔があふれたひとときでした。
来年の春完成予定の「富士市交流プラザ」建設に合わせて、公園も新しく生まれ変わると聞いています。私たちも大いに期待しています。西図書館も併設されて人の集まる空間となり、再び街が活性化するきっかけになればうれしいですね。
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