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【広報ふじ平成19年】まちかどネットワーク まちかどネットワーカー通信

あなたは、AED(自動体外式除細動器)を使えますか?
普通救命講習
 毎月2回、市が実施している「普通救命講習」。
 今回は、まちかどネットワーカーの志賀裕人(ひろひと)さん(浅間上町)が、講習受講後に、中央消防署の小口貴裕(おぐちたかひろ)消防副士長を取材しました。

(志賀)
 こんにちは。よろしくお願いします。
(小口)
 こちらこそお願いします。
(志賀)
 最初の講義では、けいれんしてしまった心臓に、一刻も早く電気ショックを与えなければならないことがよくわかりました。
(小口)
 心臓や呼吸がとまった人の命を助けるためには、停止後5分間が重要です。そして、現場に居合わせた人が救急車の到着前に行う応急手当が、救命率を大きく左右するのです。
(志賀)
 だからAEDが、多くの人が利用する公共施設に設置してあるんですね。でも、見かけるようになったのは、最近になってからのような気がします。
(小口)
 平成16年の制度改正で、一般の人もAEDを使うことができるようになりました。これにより、市内では公共施設のほか、ショッピングセンターやスポーツ施設などにも機器の設置が進んでいます。
(志賀)
 先日もロゼシアターで見ました。でも、AEDを使うことはもちろん、実際に手に持つのもきょうが初めてでした。
(小口)
 使ってみてどうでした?
(志賀)
 基本的には、機器をあけると流れる音声案内に従えばいいんですね。これなら、医学的な知識がない人でも、すぐに使えると思いました。でも、模擬体験は重要ですね。
(小口)
 そうですね。いざというとき戸惑ってしまわないためにも、皆さんにこの講習を受講していただき、AEDの使い方や心肺蘇生方法を習得してほしいですね。そして、緊急事態に遭遇したときは、「早い119番通報」、「早い応急手当」を勇気を出して実践してください。大切な命を救うためには、皆さんと私たちとの「救命のリレー」が必要です。
(志賀)
 きょうは、貴重な体験と取材をさせていただき、ありがとうございました。

【志賀さん談】
 最近よく耳にするAED。実際に使ってみると意外と簡単でした。少しの体験や知識が、いざというときに大切な命を守れることを実感できた講習でした。

■普通救命講習(個人)
とき
 毎月第2火曜日 13時30分〜
 毎月第4火曜日 18時〜
 各3時間(祝日を除く)
ところ 消防防災庁舎2階PR室
定員 各15人(先着順)
受講料 無料
申し込み・問い合わせ
 消防本部警防課
 電話 55-2856 ファクス 53-4633

- 写真あり -
( 写真説明 ) 小口隊員と志賀さん(右)
( 写真説明 ) まずは講義で基礎を習得
( 写真説明 ) AEDはとてもコンパクト
( 写真説明 ) 講師の実技指導を真剣に聞く受講者。大切な命を救うために…
( 写真説明 ) AEDの模擬体験
( 写真説明 ) 受講者には修了証が授与されます
添付ファイル
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