皆さんは、「富士山百景」事業を知っていますか?
今回は、写真コンテストとコンテスト入賞写真の活用方法についてお知らせします。
★富士山百景とは?
市は、「富士山のまち富士市」の自然・文化・暮らしの魅力を市内外にPRするため、市内を96のエリアに分けて「富士山百景」事業を行っています。この事業を多くの皆さんに知っていただくために、平成17年度から「富士山百景写真コンテスト」を始めました。今後は、百景をめぐるウォーキング大会の開催や眺望拠点の整備なども検討していきます。
★富士山百景写真コンテスト
この写真コンテストは、単に美しい富士山の写真を撮影すればよいというものではありません。撮影エリアを富士山百景エリアの96か所に限定し、富士市らしい富士山の情景を撮影してもらうことを目的にしています。
写真コンテストは、富士山とその前景となる風景を中心とした写真の「富士山の風景」部門と、祭り・生活・産業・レクリエーションなど、そこで暮らし、活躍する人物を中心とした「人々と富士山」部門の2つを設定しています。
第2回写真コンテスト
昨年度実施した「第2回富士山百景写真コンテスト」の応募人数は402人。市内外から1,600点もの作品が届きました。応募者の約50%は富士市民で、静岡県外の人が20%もいました。中には、山形県や鹿児島県など全国各地から応募があり、日本人を引きつけ魅了する「富士山」の存在の大きさに、改めて気づかされる結果となりました。
第3回写真コンテスト
今年度も富士山百景写真コンテストを開催します。ことしの1月〜平成20年1月21日に富士山百景エリアで撮影された写真を募集します。
現在、詳しい内容を掲載したポスター、チラシ、ガイドブックを作成中です。でき上がり次第、広報ふじなどを通じてお知らせしますのでごらんください。
皆さんの応募をお待ちしています。
★富士山百景写真の活用方法
市は、富士山百景写真コンテストの入賞作品を、いろいろな場所で活用していこうと考えています。
昨年度は、市民暮らしのカレンダーや市制40周年記念DVD、富士シティーマップなどで活用しました。このほか、富士ブランド推進会議が東京で行った、富士市をPRするイベントでは、写真をスライドショーで流したり、展示したりしました。
また、雑誌や新聞などにも積極的に使用してもらい、「富士山のまち富士市」を全国へPRしています。
第2回コンテスト「人々と富士山」部門でグランプリを受賞した
鈴木 勝(まさる)さん(厚原)
- 写真あり -
富士山に魅せられています
20年くらい前、ある写真家に出会ったことがきっかけで、夢中で富士山を撮るようになりました。今では、毎日寝る前に空を見て明日の天気を確認します。起きて富士山が出ていれば、日の出前には撮影地に着き、三脚を立てています。グランプリを受賞した写真も、富士山とシラス漁船を撮ろうと朝早く出かけました。
ことしもコンテストに応募しようと、撮影する場所を既に決めてあるんですよ。撮りたい構図も思い描いていても、富士山が必ず顔を出してくれるとは限りません。ですから、シャッターチャンスを逃さないように、いつもカメラを持ち歩いています。何を撮るにも、どこに富士山があるかを常に気にかけていますね。
これからも魅力ある富士山を撮り続けていこうと思っています。
市民の皆さんにも貸し出します!
これからは、市民の皆さんにも富士山百景写真を積極的に活用していただこうと考えています。企業や個人での使用でも、富士市のPRにつながるものであれば、富士山百景写真を貸し出します。
ただし、貸し出し基準があります。詳しくは商業労政課へお問い合わせください。
第2回写真コンテスト入賞作品
「富士山の風景」部門
グランプリ「山里の朝」
和田 鐵男(てつお)さん(吉田町)
- 写真あり -
「人々と富士山」部門
グランプリ「希望の朝」
鈴木 勝(まさる)さん(厚原)
- 写真あり -
「富士山の風景」部門
金賞「歳末の富士本町」
立田(たつた) 雅夫さん(横割)
- 写真あり -
「人々と富士山」部門
金賞「釣り人」
小林 康男さん(伝法)
- 写真あり -
「富士山の風景」部門
金賞「寒椿咲く」
片岡 初枝さん(境)
- 写真あり -
皆さんも、とっておきの富士山の写真を撮ってみませんか?
商業労政課
電話 55-2777 ファクス 51-1997
Eメール sy-syougyou@div.city.fuji.shizuoka.jp