37 節分祭
昭和36年(米之宮浅間神社)
米之宮浅間神社 運営委員長
渡邉 隆(たかし)さん(八幡町)
- 写真あり -
昔も今も皆さんに親しまれています
節分祭に行う豆まきは、1年間に積もった邪気を払い、新たな気持ちで新年を迎える行事ですよ。立春を年頭と考えると、節分は大みそかに当たるからです。
米之宮浅間神社の節分祭では、豆まきが1日に4回行われ、計約400人がまき手として参加します。福豆は、敬神婦人会の皆さんのご奉仕によって袋詰めが行われ、1万5千個用意されます。神事の後、年男や年女が、長さ40メートルにもわたる舞台の上から福豆や商店街などから提供された品々をまきます。境内は、子どもからお年寄りまで多くの人でにぎわい、活気があふれます。
今は運営する側となった私も、子どものころからとても楽しみに参加していました。豆のほかに、あめやビスケットがとれるとうれしかったことを覚えています。昔から地域の皆さんに親しまれてきましたね。
昔に比べて、今は参加者がふえ、盛大になっています。これからも、いろいろな世代の人たちに愛されていく行事であってほしいと思います。