36 岩本山公園
昭和40年代
昭和39年に整備が始まり、芝生大広場やパノラマ展望台、梅園などが次々とつくられました。レクリエーションの場や、花々の名所として親しまれています。
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岩本山公園での思い出を語ってくれた
母・大村 美恵子さん(岩本)
娘・大石 享子(きょうこ)さん(森島)
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「心にも体にもいい公園」です
享子さん
学校や子ども会の遠足で、何度も岩本山に行きました。実相寺から続くゴツゴツとした石段を、みんなで息を切らして登ったのを覚えています。
当時、頂上の公園には、すべり台と広場しかなく、周りはまだ工事中でした。段ボールのそりで、服が芝生まみれになるほど夢中になって芝すべりをしました。すべり台は、高くてスリルがあり、子どもに大人気でしたよ。中学時代は陸上部の練習で、何度も石段を往復しました。
美恵子さん
当時は山道しかなくてね。親子で遊んだ帰りに道に迷って、ドキドキしながらやぶの中を下ったことがありました。その後、道路や駐車場、トイレや花壇がきれいに整備されて、観光客もふえました。毎年2月には岩松北地区梅まつりが行われ、寒い中大勢の来場者でにぎわい、地元の人との交流の場となります。参加するのが毎年楽しみですよ。
気軽に行けて、自然を満喫できる、心にも体にもいい公園です。これからも、みんなで大切に守っていきたいですね。