秋の風物詩
かりがね堤のコスモス
秋の花と言えば、優しくかわいらしく咲く、コスモス。
皆さんは、毎年、富士川のかりがね堤沿いに約2キロメートルにわたって、コスモスが咲くことをご存じですか?最近では観光名所として、市民だけではなく、市外の人にも知られるようになってきました。
このコスモスは、20年ほど前から、岩松・岩松北地区の皆さんによって育てられています。毎年、10月第1週の土曜日に行われる「かりがね祭り」のときに満開になるよう、7月下旬に種まきが行われます。その後、20の町内ごとにプランターを管理し、当番で水やりを行ったり、町内みんなで間引きや害虫予防などを行ったりしています。
岩松地区まちづくり推進会議議長の常盤(ときわ)徳雄さん(松岡)は、「区長会の会合で、かりがね祭りに来る皆さんに喜んでもらおうと、コスモスの里づくりが発案されました。
また、地域の人が一緒に何かをする機会がだんだん減ってきていたことから、地域の交流を図ることもねらいでした。このねらいどおり、コスモスの世話を通して、隣近所とのつながりが深まり、協力し合う関係ができました。それに、ふだんからコスモスの様子を見に訪れる人が多くなり、郷土愛も深まったように感じます。今後は、コスモスを地区の花として、かりがね堤以外の場所にも広げていきたいですね」と話してくれました。
秋空の下、コスモスが咲くかりがね堤を散策してみませんか。
- 写真あり -
( 写真説明 ) 地区の皆さんで行う種まき(7月23日)