富士まつりで披露「ひびけ!郷土の鼓動 おはやし体験」を企画した
鈴木賢一郎さん(今泉)
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テンドコ テンドコ テン ドコドコドン!威勢のよいかけ声にあわせて、太鼓の音がロゼシアター練習室に響きます。
鈴木さんは、ことし、(社)富士青年会議所のまちづくり政策委員会委員長として、「ひびけ!郷土の鼓動 おはやし体験」を企画。15人のスタッフとともに、子どもから大人まで、おはやし初挑戦の40人に祭りばやし独特のリズムを教えています。
鈴木さんは「おはやし体験を通じて、『祭り』の楽しさを知り、各地域の祭りにも興味を持ってもらえればと思います。一人でも多くの人が祭りに楽しんで参加することで、街に活気があふれていくといいですね」と企画に込めた思いを話します。
鈴木さん自身、子どものころから、地元の天王祭に参加しておはやしを演奏するなど、祭りに親しんできました。現在は、鉄材や配管を販売する家業を営み、仕事の合間に練習の準備を行う忙しい毎日を送っています。
「おはやしを演奏するときのわくわくする気持ちは、子どものころと変わりませんね。ばちを握って太鼓を打ち始めると、熱いものがこみ上げ無我夢中になります。参加者の皆さんが笑顔で練習に励んでいる様子を見るとうれしいです。皆さん、自宅でも練習するほど熱心に取り組んでくれていますよ」と話してくれました。
7月23日の富士まつり当日は、市役所周辺で演奏を行い、練習の成果を披露する予定です。
皆さんも、おはやしの音色を楽しんでみませんか。
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( 写真説明 ) 真剣なまなざしの中にも広がる笑顔