市は「市長への手紙」を設け、市政についてご提言やご意見をいただいています。今回は伝法にお住まいの、杉本さくらさんからのお手紙をご紹介します。
杉本 さくらさん(岳陽中学校1年)
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食用油の捨て方について
学校で、環境問題について学びました。インターネットで調べたら、水の汚れの中で今一番深刻なのが、生活排水中の食用油だそうです。てんぷら料理などで使った食用油を排水として直接流してしまう家庭が多いようです。
食用油をゼリー状にして燃えるゴミとして出せるものを、スーパーで売っています。値段が高く、個人ではなかなか買いづらいので、市で各家庭に配布してもらいたいです。そうすれば、食用油による水の汚れがなくなります。このアイデアをぜひ採用してください。お願いします。
市長からの回答
ご意見ありがとうございます。
ご指摘のように、食用油を排水として流すことは、環境に対してとても悪い影響を与えることになります。市民の皆さんに、食用油を固めて燃えるごみとして捨てるための処理剤を配布できればいいのですが、市内の全家庭に配布すると、大変な費用がかかるので、現在のところ実現するのは難しいでしょう。食用油はなるべく捨てずに、差し油をしながら繰り返し使うように心がけてください。
どうしても捨てる場合には、固めるのも一つの方法ですが、新聞紙や古布などに吸わせて燃えるごみと一緒に出す方法もあります。いずれにしろ、食用油は排水と一緒に流すことなく、各家庭で工夫して処理し、環境に大きな負担をかけないようにすることが大切です。皆さんのご協力をお願いします。
市でもこのようなことをもっとPRしていくことにより、市民の意識を高めていきたいと考えています。
問い合わせ 廃棄物対策課
電話 55-2769
ファクス 51-0522