「狭あい道路拡幅整備事業」は、平成16年10月1日に施行され、約1年たちました。現在までに、約200件の事前協議を行い、約1キロメートルの拡幅整備をしました。
しかし、市には道路の幅が4メートルに満たない道路が、まだ約260キロメートルもあります。
安全で快適な街づくりのために、皆さんのご協力をお願いします。
皆さんは、道路の端に埋められている、このような板を見たことがありますか?
これは、狭あい道路拡幅整備事業にご協力いただいた印です。
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狭あい道路拡幅整備事業とは
狭あい道路とは、建物が建ち並び、道路の幅が4メートル未満の道路のことです。
こうした道路は、救急車や消防車が通行しにくく、災害時の避難に支障があるなど、多くの問題を抱えています。
狭あい道路拡幅整備事業は、狭あい道路を4メートルの幅が確保できるように拡幅していくものです。
狭い道路に面した敷地に住んでいる皆さんには、門や塀を取り除いていただき、この後退した部分の土地を市が整備して、道路の幅を拡げていきます。
どのような場合に
●狭あい道路に接する敷地で、建物の新築や増築をする場合
建築確認申請を提出する前に、建築主と市の間で、拡幅整備の方法や用地
の管理方法・助成内容について事前協議を行います。
●狭あい道路に接する敷地の地権者が、建築行為を伴わずに拡幅整備を希望する場合
道路を拡幅する前までに、地権者と市の間で事前協議を行います。
●狭あい道路の連続した区間(交差点から交差点まで)を一体的に拡幅整備することに、地域の皆さんの同意が得られた場合
地権者の代表と市の間で事前協議を行います。
拡幅整備への助成があります
後退用地などを寄附していただける場合には、後退用地内などにある門や塀などを取り除く費用や、新設費の一部を助成します。
詳しくは、建築指導課へお問い合わせください。
実例
建物を新築したときに、約50センチメートル後退していただきました。
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問い合わせ
建築指導課 電話 55-2903 ファクス 53-2773