富士中学校が、アルミ缶回収で優秀校表彰に輝く
アルミ缶リサイクル協会による平成17年度アルミ缶回収優秀校に、全国で52校が選ばれ、その1校に富士中学校が選ばれました。
過去には、吉原第二中学校と元吉原中学校、元吉原小学校が受賞していて、市内では4校目。
富士中学校のアルミ缶回収は、PTA活動の一環として7年ほど前に始まりました。2年前からは、生徒たちが環境やリサイクルに関心を持つようになり、生徒会活動として取り組むようになりました。毎月第2・4水曜日に、生徒が各家庭からアルミ缶を持ち寄ります。
リサイクル委員長の望月雄斗(ゆうと)さんは、「最初は、なかなかアルミ缶を回収できませんでしたが、全校集会や校内放送で呼びかけたり、校内にポスターを掲示したりして、みんなにPRしてきました。今では、約8割の生徒が参加しています」と話します。
約1年半の間に回収したアルミ缶の量は、2.7トンにもなります。アルミ缶から換金されたお金で、昨年は新潟県中越大地震募金にも協力しました。
生徒会長の望月智文(ともふみ)さんや副会長の春山綾菜(あやな)さんは、「表彰され、とてもうれしいです。これをきっかけに、今まで以上にアルミ缶回収に対する生徒一人一人の意識が高まっていけばと思います。これからも、活発にアルミ缶回収を行っていきたいです」と話してくれました。
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( 写真説明 ) (左)校内に張られているアルミ缶回収PRポスターの前で(望月智さん《3年・左》、望月雄さん《3年・中央》、春山さん《3年・右》)。
( 写真説明 ) (右)登校時に行っているアルミ缶回収の様子