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　菊花展
昭和44年10月28日
（JR東田子の浦駅）
- 写真あり -
( 写真説明 ) （右上）現在の東田子の浦駅は、スロープや手すりが設置されています

たくさんの人が訪れる駅を目指して
　菊花展は、JR東田子の浦駅の開駅をきっかけに、昭和31年から始まりました。菊づくりに情熱を傾ける市民が、駅のある元吉原地区を菊の産地として宣伝し、ふるさとの駅をたくさんの人が訪れるような有名なものにしようと、平成8年まで計40回行われました。

東田子の浦駅での菊花展運営に携わっていた
大森　茂さん　（伝法：右）
菊花展に長年出展している
落合　政治さん　（伝法：左）
- 写真あり -

色とりどりの菊でホームいっぱいに
　菊花展は毎年、地元の人や市内の菊愛好家など約80人が参加して行われました。駅のホームは菊の鉢でいっぱいになり、黄色や白色で彩られ、とても豪華でした。ホームがちょうど段々になっていたので、鉢を飾るのにぴったりでしたね。
　菊花展の評判は、電車を利用する人たちの口（くち）コミで次第に広がりました。名古屋や栃木など、県外から車で来る人もいて、とてもにぎわっていました。地元のテレビ局が評判を聞きつけ、取材に来たこともありましたよ。
　今は、10月下旬から11月中旬まで、新富士駅で菊花展を行っています。駅を利用する皆さんに喜んでいただけるよう、これからも続けていきたいですね。