中央病院の医師数を確保してほしい
市では市長への手紙を設け、市政についてご提言やご意見をいただいています。
今回は、中央病院の医師数の減少についてお手紙をいただきましたので、ご紹介します。
【「市長への手紙」から】
富士市立中央病院の医師数が減少していると聞き、富士市の医療の今後に不安を感じます。
市民の健康のために、医師を確保するための働きかけをお願いします。(40代男性ほか)
【市長からの回答】
ご意見ありがとうございます。
現在、新卒医師数の減少と、臨床研修制度の必修化などに伴う大学病院への医師の引き揚げにより、全国的に医師数が減少しています。中央病院でも、消化器内科を担当する常勤医師が昨年の4月から不在となり、呼吸器内科の常勤医師4人が大学へ引き揚げるという通知があるなど、極めて深刻な事態となってきました。
医師の確保対策については、これまでも、市民の皆さんによりよい医療を提供していくための最も重要な課題として、全診療科において取り組んできています。担当部局はもとより、私も大学の医局への訪問や、関係者への交渉・要請を行うなど、あらゆる方策を実施しているところです。
このような中、一部の診療科では新たな大学との連携ができ、ことし4月には眼科医師2人を、7月には皮膚科医師2人を採用することができました。さらに呼吸器内科についても、交渉を続けた結果、引き続き2人の医師を確保できる見込みとなりました。
市民の皆さんには、ご心配をおかけしていますが、今後とも最大限の努力をしていきますので、ご理解をお願いします。
問い合わせ
中央病院総務課 電話 52-1131 ファクス 51-7077