このコーナーでは、富士地区2市1町(富士市・富士宮市・芝川町)にかかわりのある広範な情報をお知らせします。
ご紹介します
富士市・富士宮市・芝川町には、それぞれの地域の特性を生かし、さまざまな分野で活躍する人がいます。
今回は、富士地域ならではのスポーツで活躍している人をご紹介します。
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富士市
ドッヂビーとは、ボールのかわりに、やわらかいフライングディスクを使って行うドッヂボールです。
ことし3月、富士市で初のしずおか型地域スポーツクラブ「TAC(タック)」が発足しました。ここで、「ドッヂビー」の指導に当たる杉山克秀さん(永田町)をご紹介します。
ドッヂビー指導者
杉山克秀(すぎやま かつひで) さん
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一級建築士として事務所を経営する傍ら、市の体育指導委員や、観光基本計画の策定にかかわるなど、活動の幅が広い杉山さん。テニス、野球と経験し、フライングディスク(以下FD)に本格的に取り組むようになったのは、八年前。愛犬デイジーと、ディスクドッグの大会に出場するようになったことがきっかけでした。
「ドッヂビーは、ディスクが当たっても痛くないので、運動が苦手な人でも遊び感覚でできますし、子どもから大人まで一緒に楽しめます。『いつでも、だれでも、いつまでもスポーツを!』を目的としたしずおか型地域スポーツクラブ『TAC』にとって、最適の種目だと思います。8月に、名古屋ドームで行われる全国大会に出場する予定ですが、勝敗にはこだわらず、楽しめればいいなと思っています。
子どもたちは、中学・高校では部活動が忙しくなってクラブから遠のくと思いますが、大人になってまたFDをやりたくなったら、クラブに、そして富士市に戻ってきてほしいですね」と夢を語ってくれました。
練習会場では、年齢や性別にかかわらず、楽しそうにディスクを投げ合う姿が印象的でした。
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( 写真説明 ) 明るい歓声が響き渡る、「TAC」のドッヂビー練習風景
*記事に関する問い合わせ 富士市役所広報広聴課 電話 55-2700
富士宮市
富士山を眺めながら優雅に飛行できる朝霧高原には、全国から多くのスカイスポーツ愛好者が訪れます。
その朝霧高原で富士山に似合うスポーツにこだわり、多彩な活動を展開している朝霧ネイチャーランド代表の中村成次さん(富士宮市宮原)をご紹介します。
スカイスポーツ指導者
中村成次(なかむら せいじ) さん
「『笑顔の大量生産』をモットーにしています」という中村さんは、スカイスポーツ歴25年。最近はハンググライダーやパラグライダーだけでなく、熱気球やカイト(たこ)などの指導にも積極的に取り組んでいます。「パラグライダーや熱気球の体験で宙に浮いたとき、お客さんからこぼれる自然な笑顔が私の原動力です」と、中村さんはうれしそうに話します。
現在は、地元の子どもたちをはじめ、全国から修学旅行生を受け入れ、スカイスポーツを通じて、自然と一体になる楽しみを広く伝えています。
埼玉県所沢市の出身で、富士宮市に住んで22年。「富士宮市の環境が自分にぴったり合ったようです。住む人のおおらかな人柄も、大好きですね。子どもたちが大きくなってからも、自分の『ふるさと』として自慢できるような街になってほしいです。そのためには、私もスカイスポーツの経験を生かして、朝霧高原の付加価値を高めていきたいですね。夢は、朝霧高原で熱気球の世界大会を開催することです」と、今後の抱負を力強く語ってくれました。
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( 写真説明 ) 大空にふわりと浮かぶ熱気球
*記事に関する問い合わせ 富士宮市役所秘書広報課 電話 0544-22-1119
芝川町
水しぶきを上げ、日本三大急流の一つ富士川を、ゴムボートでさっそうと下っていく!何だか、興味を引かれませんか?
それが「ラフティング」。これをはじめとしたアウトドアスポーツを取り扱う会社を経営する佐野文洋さん(芝川町内房)をご紹介します。
ラフティング指導者
佐野文洋(さの ふみひろ) さん
ウインドサーフィンのプロ選手として、世界を渡り歩いていた佐野さん。「生まれ育った芝川町でも、何かできるのではないか」と考えたのがきっかけで、ラフティングを始めました。
「ラフティングのよいところは、みんなで一つの激流を乗り越えたときの達成感や、自然のすばらしさを身近に感じられるところです。また、老若男女問わず、だれもがその人なりの楽しみ方ができます。以前、70歳代で挑戦した女性は、『ふだん見なれた風景も、川から見るとまた違うんですね』と感動していました。いろいろな人に楽しんで挑戦してもらいたいですね。
自然の中でのスポーツ・遊びを通じて、環境や地域に関心を持ち、自然と人間がうまく共存できれば環境問題もなくなっていくと思います。また、芝川町から『遊びの文化』を発信していくことで、たくさんの人が町を訪れ、町民と交流できれば、町全体が活気づいていくのではないでしょうか。
富士山の周りは、あらゆる遊びの可能性にあふれています。そんな恵まれた環境にある芝川町が、日本を代表するアウトドアスポーツの中心地になればいいですね」と夢を語ってくれました。
この夏、あなたも自然の中を冒険してみませんか?
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( 写真説明 ) 意気を合わせて、レッツゴー!
*記事に関する問い合わせ 芝川町役場総務課 電話 0544-65-2802