ラジオ体操
昭和34年7月29日
旧吉原市民会館(現在の吉原市民ひろば)
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( 写真説明 ) 体操のお兄さんとピアノ伴奏者が各地を回り、体操の模様をNHKラジオで生放送する「夏季巡回ラジオ体操会」。吉原市民会館で行われたこの日、多くの市民が参加しました。
半世紀以上、親しまれている体操
「ラジオ体操」は、国民の体力の向上と健康の増進を目的として、昭和3年に放送が開始されました。皆さんがご存じのラジオ体操第一は、昭和26年につくられたものです。今も夏休みの恒例行事として、各町内会や子ども会単位で実施され、人々の交流の場となっています。
夏休みの思い出を語ってくれた、幼なじみの3人
木村 隆一(りゅういち)さん(吉原2・左)
佐藤 みどりさん(南町・中)
福田 栄(さかえ)さん(御幸町・右)
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楽しかった夏休みの思い出
毎朝、母がひもをつけてくれたカードを首から提げ、眠いのを我慢して体操に参加しました。カードに判こを押してもらうため、終わりのころにこっそり滑り込んだこともしばしばありました(笑)。
持ち運べるラジカセがない時代ですから、体操をする広場に近いお宅で、大音量でラジオを流してもらっていました。今でもラジオ体操の曲を聞くだけで、体が動き出すくらい、よく覚えていますよ。
今は、お店が建ち並ぶ吉原本町周辺も、このころは小川が流れ、自然が豊富でした。近所の子どもたちはみんな仲よしで、暗くなるまでザリガニとりや缶けり…。学校の先生も、よく遊んでくれました。毎日が冒険のようで、楽しかったですね。