須津中学校が「河川功労者表彰」を受賞
須津中学校では、「小さな親切」運動の一環として、昭和43年から毎年、地区のボランティア活動へ積極的に参加しています。代表的なものは「須津川クリーン作戦」と題した清掃活動。昨年は、150人もの生徒が、みずから須津川沿いのごみ拾いに参加し、地域の人たちとともに汗を流しました。
この活動が認められ、ことし5月、社団法人日本河川協会から「河川功労者表彰」を受けました。これは、河川愛護の活動を行っている団体や個人に対して贈られるもので、市内では初めて。久保田直人校長は、「何ごとも地道に続けることが大切です。そのことを生徒に知ってもらう、よいきっかけになったと思います」と話してくれました。
生徒会長の渡邉大貴さん(3年)と小さな親切委員会委員長の伊東理沙さん(3年)は、「これまでは、こんなに川にごみがあることを知らず、きれいであるはずの上流に行けば行くほど、ごみが多いことに驚きました。空き缶などのほか、自転車や洗濯機まであり、これらを平気で捨てていく人が信じられません。
ごみ拾いは大変ですが、友達と協力し合うことで、すっかり景色が変わり、すがすがしい気分になります。伝統あるこの活動を、後輩にもずっと続けてほしいですね」と笑顔で話してくれました。
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( 写真説明 ) (左)地域の人との連携で、きれいな川に生まれ変わります
( 写真説明 ) (右)「そっちはどう?」「いっぱい拾ったよ!」友達と励まし合いながら