不審者情報を公開してほしい
市では市長への手紙を設け、市政についてご提言やご意見をいただいています。
今回は柚木にお住まいの入野さんから、不審者情報の公開についてお手紙をいただきましたので、ご紹介します。
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【「市長への手紙」から】
昨年、奈良市で起きた女児誘拐・殺人事件は、誠に痛ましいものでした。
富士市でも、子どもの誘拐まがいの事件が起きていると耳にし、大変驚きました。事件が起きてからでは遅過ぎます。子どもの安全対策を図るために、どこでどのような事件が発生しているのか、市民も知っておくべきだと思います。
市でも不審者情報などを公開し、私たち市民も情報を共有できないものでしょうか。
【市長からの回答】
貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
ご意見のように、情報の共有はとても大切なことだと考えています。富士市でも、犯罪被害は年々ふえるとともに多様化し、市民は治安の悪化に対する不安を感じているようです。そこで、犯罪を発生させないための地域づくりが急務となっています。
市では、子どもの安全対策として、市内の学校からの不審者情報を、警察と連携しながら地域とともに共有し合い、子どもと家庭への安全指導を行っています。
また、昨年9月から、富士警察署の協力により、市のホームページに事件発生情報や不審者情報を掲載し、ことしの4月からは携帯電話へのメール配信サービスも始めました。ぜひご利用いただき、防犯対策に役立てていただきたいと思います。
さらに、6月には防犯用パトロール車を導入し、各地域を巡回する予定です。今後も、犯罪被害の防止をはじめ、安全で安心なまちづくりを進めていきますので、市民の皆さんのご協力をお願いします。
地域安全課 電話 55-2705
ファクス 53-6663