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皆さんの周りで「男だから、女だから」と決めつけられ、やりたいことが制限されていることはありませんか?
すべての人が、それぞれに持っている個性。皆さんの個性は生かされていますか?目指すのは、みんながともに自分らしく生きるまち、富士市。
皆さんも、男女共同参画について、家庭や職場などを見つめ直してみませんか。
「男女共同参画」って何だろう
男女共同参画とは、「男だからこうあるべき…、女だからこれをしなければいけない…」などといった固定観念を取り除き、子どもからお年寄りまですべての人々がお互いの人権を尊重しながら、責任も分かち合うことです。
市では、昨年4月1日に「富士市男女共同参画条例」を施行しました。性別にかかわらず、自分らしく能力を発揮し、だれもが生き生きと暮らせるまちづくりを進めています。
男女共同参画週間
「男女共同参画社会基本法」が、平成11年6月に制定されました。男女共同参画への理解をもっと深めてもらう機会となるよう、平成13年度から毎年6月23日〜29日の一週間が「男女共同参画週間」と定められました。
この男女共同参画週間には、自治体や各種団体が、男女共同参画の啓発のためにさまざまな事業を展開します。市でも、昨年から富士駅北口などで街頭啓発を行っています。
男女共同参画をもっと身近に!
市では、男女共同参画週間事業の一環として、街頭啓発を行います。
市の男女共同参画キャンペーンソング「おたがいに認め合って女(ひと)と男(ひと)」の演奏やパンフレットの配布などを行います。ぜひ、お出かけください。
とき 6月25日(土曜日)14時から
ところ JR富士駅北口
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( 写真説明 ) 昨年の街頭啓発の様子
「男女共同参画センター」をご存じですか?
フィランセ西館の三階にある「男女共同参画センター」は、市や市民、事業者などの皆さんが男女共同参画を推進していくための拠点施設です。
センターには、図書の閲覧・貸し出しなどができる「情報コーナー」や、団体活動を支援するための団体連絡室や研修室があります。
また、女性が抱えるさまざまな問題や悩みについて相談できる「女性のための相談室」もあります。昨年度の相談件数は682件。「だれに話したらいいだろう」と思うときは、一人で悩まずにぜひご相談ください。
女性のための相談室(フィランセ西館三階男女共同参画センター内)
相談日 月曜日〜金曜日
9時〜12時、13時〜16時
相談方法 電話 64−8997、または来所
*秘密は厳守します。
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( 写真説明 ) (上)情報コーナー
( 写真説明 ) (下)女性のための相談室
「男女共同参画」について、聞いてみました。
皆さんは、どのように感じていますか?
家事や育児を夫婦で分担している
井出 俊英(としひで)さん(中島)
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お互いを尊重し合える世の中に
男女共同参画という言葉を聞くと、かたい感じがしてあまりピンときませんが、私たち夫婦の中では特別なことではありません。
私と妻はともに仕事をしているので、家事や育児などは、お互いにできることを分担してやっています。私は、積極的に家事をやろうとしてきたわけではありませんが、協力し合っていた結果、私が朝食の支度や洗濯をするようになりました。結婚から15年たった今では、私にとって家事をするのは、自然なことです。
でも世間では、まだ、男性が家事をすることに対して、男性にも女性にも抵抗や偏見があるように思います。そのような考え方がなくなっていけばよいと思っています。
男性とか女性とかではなく、ただ一人の人として、お互いを尊重し合える世の中でありたいですね。
小学校のPTA会長として活躍している
秋山 眞澄(ますみ)さん(大淵)
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それぞれの望む道で輝いていけたら
昨年の10月に、男女共同参画推進員を引き受けました。今まで「男女共同参画」というと女性の権利ばかり強調されて、少し違和感を感じていました。
しかし、講演会や研修会などを通じ、今までの考え方の間違いを知りました。男女共同参画とは、女性の立場だけを主張するのではなく、だれもが自分らしく、生き生きと暮らせる社会になるよう推進していくことだとわかり、とてもすばらしいことだと気づきました。男性と女性とがそれぞれの立場を認め、支え合っていけたらと思います。
また、現在は、女性の社会進出がふえていますが、社会に出ることだけに目を向けるのではなく、母性や子育ての大切さも忘れないでいたいですね。
仕事や子育てなど、それぞれの望む道で輝いていけたら素敵ですね。
問い合わせ先
男女共同参画課
電話 55−2724 ファクス 53−6663
Eメール si-danjo@city.fuji.shizuoka.jp