日本一の山、富士山。
市民憲章や市民歌をはじめ、学校の校歌にも登場し、私たち富士市民にとってなくてはならない存在です。
昨年、富士市では、皆さんの意見をもとに、富士市らしい富士山の眺め「富士山百景」を選定しました。
今回は、2年間にわたった富士山百景選定事業について、紹介します。
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( 写真説明 ) 大富士ゴルフ場周辺からの富士山
選定事業のねらい
富士山のすばらしい眺めを国内外に広め、観光交流に役立てるとともに、市民の富士山に対する誇りと愛着を深めることを目指して行われました。
同時に、市民に環境保全に対する意識を高めてもらい、清掃活動などの取り組みも促進していきます。
活用計画
富士山百景を生かして、今後、さまざまな事業を行っていきます。
●写真コンテストや絵画展の開催
●百景めぐりウオーキングや富士山鑑賞会など、景観を楽しむ行事の開催
●富士山の眺めを生かした施設づくり
●富士山百景ガイドの養成 など
決定までの流れ
▼平成14年12月6日
専門家や有識者による富士山百景選定委員会、意欲ある市民によるワーキンググループ合同会議(第1回)
▼平成15年4月〜平成16年3月
お勧めの富士山の眺め・眺望地点(富士山百景)を、市内外の多くの皆さんから募集(個人応募や、まちづくり推進会議の推せんによる)。
募集要件
●富士山を背景とした景観であること
●富士市内からの景観であること
●だれでも立ち入れる場所であること など
▼平成16年6月23日
富士山百景選定委員会・ワーキンググループ合同会議にて、合計631件の応募の中から、91の百景エリア候補を選定。
▼平成16年7月25日〜8月
91の百景エリア候補を市民に紹介し、人気投票を実施(市役所2階、新富士駅ステーションプラザFUJI、インターネットなど)。
▼平成16年9月
ワーキンググループ会議(計13回)、富士山百景選定委員会(計5回)を経て、富士山百景エリアを決定。
今後も、富士山百景写真コンテストを通じて、富士山百景エリアを追加していく予定です。
あなたが好きな富士山は?
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( 写真説明 ) (写真右)公設地方卸売市場周辺からの富士山
( 写真説明 ) (写真左)岩本山からの富士山
「富士市らしい」富士山を見つけてほしいですね
望月 仁(まさし)さん(松岡)
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( 写真説明 ) 富士山百景の選定にかかわった
●「生活の中・まちの中の富士山」
もともと、趣味で富士山の写真を撮っていたことがきっかけで、富士山百景の選定に興味を持ち、ワーキンググループメンバーとして参加しました。
選定のときに重視したのは、市外からでも見ることができるような、ただ「美しい」だけの富士山の眺めではなく、富士市でなければ見ることができない眺め、「生活の中・まちの中の富士山」を選ぶということです。
例えば、富士山を背景にした田植えの作業風景などです。写真を撮るとしたら、富士山の姿は小さくても、人の表情を一緒にとらえたものがいいですね。製紙工場の煙突なども、障害物ではなく「富士市らしさ」をあらわすものと考えて、富士山と一緒に一つの風景として見てはどうでしょうか。
●いつもと違う視点を大切に
市民の視点から選定にかかわって、広い視野で富士市を見られるようになり、私自身も今まで知らなかった富士の街を知ることができました。
ふだん、車で行動している皆さんも、ぜひ、歩きながら富士山を眺めてみてください。いつもと違う視点から見ると、今まで気づかなかった、富士市らしい風景に出会えると思いますよ。
富士山百景ガイドブックを作成しました
富士山百景をエリアごとに分け、カラー写真で紹介するとともに、各地域の紹介や観光情報も満載のガイドブックを作成しました。商業労政課などで配布しています。ぜひご利用ください。
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問い合わせ先 商業労政課 電話 55-2777 ファクス 51-1997
Eメール sy-syougyou@city.fuji.shizuoka.jp