吉原駅南港商店会が、「富士と港の見える公園」に桜を植樹
ことし3月、吉原駅南港商店会は、鈴川町にある富士と港の見える公園を桜の名所にしようと、桜の植樹を行いました。
ことしは、市が緑化推進の一環で提供したオオシマザクラ系とエゾヒガン系や、商店会が購入した八重桜と河津桜の四種類を合わせ、合計60本を植えました。今後は、商店会で毎年10本ずつ購入して植樹し、5か年計画で百本植える予定です。
吉原駅南港商店会の会員は、現在29人です。JR吉原駅の南口で商店や飲食店などを経営する人たちの集まりで、商店会の活性化を目指して、昭和47年に8人で発足されました。主に地元の人たちへの商売ですが、時には田子の浦港に出入りする船員も買い物に来ます。
会長の田辺さんは「この植樹は、商店会を活性化することを目的に行いましたが、地域の人たちにも喜んでいただければと思っています。桜の木が立派に育つには、何十年もかかると思いますが、会で見守っていくつもりです」と話してくれました。
富士と港の見える公園には、大きな展望台があり、その名のとおり、富士山と田子の浦港の眺めを楽しむことができます。 「桜で囲まれた公園になるよう、道沿いに植樹しました。河津のように、たくさんの人でにぎわう観光の名所にしたいですね」と田辺さん。
植樹した桜はまだ小さいものの、成木はことしの春から花が咲くかもしれないそうです。
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( 写真説明 ) 桜が植樹された『富士と港の見える公園』
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( 写真説明 ) 桜を植樹する吉原駅南港商店会の皆さん