よさこいの祭り『第3回あっぱれ富士』の実行委員長を務める
佐野 裕美(ひろみ)さん (松岡)
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4月23日・24日に、中央公園で『第3回あっぱれ富士』が行われ、県内外からよさこいを踊りにたくさんの人が富士市を訪れます。佐野さんは、この祭りの実行委員長を務め、富士市によさこいの楽しさや魅力を広めようと活動しています。
よさこいの発祥は高知県です。しかし今ではさまざまな地域で、その街の昔ながらの民謡や伝統芸能などを取り入れ、踊られています。
佐野さんとよさこいの出会いは仙台にいた大学4年生のとき。当時、学生が中心となって町おこしをした話題に興味を持ち、自分でも何かできないかと、仲間と一緒によさこいチームをつくり、よさこいの祭りを実施しました。その祭りは、今では東北を代表するよさこいの祭りとなり、全国各地から多くの人が参加しているそうです。
5年前、富士市でも同じことができないかと「あっぱれかぐや」という、市内初のよさこいチームを設立。その後、各地区の祭りへの出演や、中学の授業でよさこいを教える講師をするなどの活動をしてきました。今では、市内に10組のよさこいチームがあり、活気づいています。
佐野さんは「富士市でも、各地区の特色を生かしたよさこいが踊られるようになってきて、とてもうれしく思います。目標は『あっぱれ富士』を全国から人が集まるような祭りにすることです」と話してくれました。
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( 写真説明 ) 「あっぱれかぐや」のメンバーとしてよさこいを踊る佐野さん(右)