ことしの秋、30周年を迎える富士子ども劇場
富士子ども劇場は、「劇団」だと思われがちですが、年4回、芝居や音楽など、親子で生の舞台を観賞する会です。
昭和49年の発足当時は、チケット制でしたが、継続して見ることの大切さから、現在は会員制で運営、約1,200人が入会しています。年に1度、子どもまつりを開催し、子どもが主役となり家族で参加します。
会員の皆さんは、「劇を見終わったときの子どもたちは、顔が生き生きとしています。その姿を見ると、とてもうれしいですね。また、家族のきずなが深まるばかりでなく、子育ての話など会員同士で横のつながりもできます。今回、30周年ということで、10月23日と24日、中央公園イベント広場で、子どもの祭典『ラ・フェスタ子☆劇30th』を行います。市内初のミニ・テントサーカス（有料）や、子どもまつりでは、フリーマーケット、ゲームなど市民だれもが楽しめます。現在、イベントの成功に向け、多くの会員が手づくりで準備を進めています」と準備をする手にも力が入ります。
事務局長の岡純子（じゅんこ）さんは、「現代は、形あるものにこだわりがちですが、見る、聞くなど形にならないものにも目を向けてほしいですね。劇を見た思い出、そのときに感じた気持ちが大切であり、優しい心がはぐくまれていくと思います。そして、子どもたちの夢と創造力が豊かになってくれるとうれしいですね」と話してくれました。
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( 写真説明 ) ポスターからチケットまで、すべてが手づくり
( 写真説明 ) 子どもの祭典に向け、準備する会員の皆さん
問い合わせ先 富士子ども劇場 電話 62-4622
富士市 FUJI CITY Official Site
