県立富士高校・甲子園初出場決定 昭和54年7月
夏の甲子園初出場
昭和54年7月、全国高校野球選手権静岡大会決勝。県立富士高校は、沼津市立高校を相手に4対3の接戦を見事制し、夏の大会、富士市内では初の甲子園出場を決めました。
当時野球部員として甲子園に出場した・影山 貴司(たかし)さん(岩本)
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野球を通して成長できた
甲子園には、五番センターとして出場しました。ふだんから、基本的な練習だけでなく、試合で起こりそうな場面を想定した練習もしていました。常に一球一球に対する緊張感を持っていたことが試合で役立ちましたね。
県大会では、いつ負けてしまうかと思っていましたが、甲子園出場を決めた瞬間はとても感動しました。今でも、富士本町通りが人であふれていたことを、はっきりと覚えています。甲子園では、あと一歩のところで勝利を逃してしまいましたが、野球を通して勝ち負けだけでなく人間的に成長できたことは財産です。
現在は、県立高校で野球部の監督をしています。甲子園に出場することが目標ですが、選手も自分と同じように、野球を通して、一生懸命さやひたむきさを学び、人間的に成長してもらいたいですね。