富士市と富士川町の合併問題は、検討を重ねた結果、合併特例法期限内での合併を見送ることにしました。
合併問題を見送ることになった主な理由
●合併は、両市町の住民の意思を尊重することが原則です。特に編入合併が想定されるので、富士川町の住民・議会・行政の三者の意思統一による申し入れが望ましいと考えていました。しかし、富士川町議会の意思が確認できませんでした
●富士川町議会で、住民投票条例案が否決されたことにより、町民の意思が確認できませんでした
●富士川町で、議会と行政の混迷が続く中、仮に協議を進めても、今後のまちづくりの上で好ましい結果につながるとは思えないと判断しました
これらの状況から、合併問題の結論をこれ以上先延ばしすることは、富士市民に対して十分な説明ができなくなり、市民の理解を得ることは困難と思われます。
また、合併特例法の期限が迫る限られた時間では、合併協議会での審議不足につながることが心配されます。
今後について
今後は、富士地域の将来を見据えながら、中・長期的視野に立ち、合併に関する機運が高まるのを待ちたいと考えます。
問い合わせ先 企画課
電話 55-2718
Eメール so-kikaku@city.fuji.shizuoka.jp