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吉原祗園祭 昭和41年7月2日
吉原祗園祭
吉原祗園祭は現在、6月の第2土曜日・日曜日に行われています。みこしを担いで行われていた天王祭が原型と言われていますが、今は、山車を中心に行われています。
21台の山車の引き回しや競り合い、吉原本町通りの3か所で行われる宮太鼓などが見どころで、祭りを大いに盛り上げています。また、最近では観光バスで県外からの見物客が来るほどになりました。
吉原祗園祭実行委員会祭典委員長・若林 菊雄さん(吉原1)
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市民主体の祭り運営へ
平成14年8月から実行委員会が発足しました。氏子と町内会が主体となり、企業や警察などの協力を受け、祭りの運営を行っています。昔から祭りの主役といえば子どもです。しかし、残念なことに、昔と比べると子どもの数が少なくなってしまい寂しいですね。
ほかの祭りで使われる山車の車輪は、前後の大きさが同じですが、祗園祭の山車は、競り合いを行うため小回りがきくようにと、前輪が小さくつくられています。激しい競り合いによって山車が傷むこともありますが、手入れをし、大切に使い続けています。