【広報ふじ平成16年】暮らしのたより1
暮らしのたより
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世界昆虫博 in Fuji
7月21日〜8月15日ロゼシアター展示室
第3話 蝶(ちょう)と蛾(が)の違いは?
昆虫展の会場でよく聞かれるのが、この質問です。蝶と蛾は、分類の上では鱗翅目(りんしもく)という同じ仲間で、世界じゅうに蝶が約1万8,000種類、蛾はこの15倍の種類があるとされています。
蝶と蛾の違いについて、一般的には
(1)蝶は昼間に活動するが、蛾は夜に活動する
(2)蝶は羽を立ててとまるが、蛾は羽を広げてとまる
(3)触覚の先端が膨らんでいるのが蝶で、そうでないのが蛾である
(4)蝶の幼虫はアオムシだが、蛾の幼虫は毛虫である
など、さまざまなことが言われています。
しかし、どれにも例外がたくさんあり、結論としては、蝶と蛾を区別する絶対的な基準はありません。
少し難しくなりますが、蛾の後翅肩脈(こうしけんみゃく)が羽から突き出ているのを見つけて、「決定的な違いを発見!」と喜んだことがありますが、これにも例外があって、残念ながら蝶と蛾を区別する決定打にはなりませんでした。
しかし、このように明確な区別の基準はないものの、蝶と蛾では人気に大きな差があります。蛾は色彩が地味で、太い胴体、加えて体毛が目立つことから、悪いイメージがあり、それに対して、色彩豊かで、陽光を浴びて軽やかに花々を訪れる蝶は好まれ、また衣装や装飾品のデザインにもよく使われるなど、蝶の人気が高いことは仕方のないことなのでしょう。(著:安曇野(あずみの)蝶類研究所 塚田悦造(えつぞう))
- 写真あり -
( 写真説明 ) タイワンタイマイ(蝶)
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